「否定しない習慣」林 健太郎 | ひめぴょんのブログ

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岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

「否定しない習慣」林 健太郎、フォレスト出版、2022年発行

年齢を重ねるとつい上から目線発言でいいこと言ってあげなきゃとか親切心で思ってしまいますが、それも否定することになるのだそう。否定していると思ってもいなかった言動が相手にしてみれば否定になっていることがあることに気づかされました。「無意識の否定の習慣」を「否定しない習慣」に変えるのはたやすくないんだろうなあと否定例をみて思いました。

以下は文中引用とミニ感想です。

相手のためにと否定する。親心で“よかれと思って”相手を否定している。→やりがちです。

否定されると、怒りが生まれる。オープンに話せなくなる。信頼関係が生まれにくくなる。自己肯定感が低下する。

もっともやってはいけないのは、相手の存在そのものを否定すること。

たとえ相手が間違っているからといって、それを否定して、論破しても、いい結果はおとずれない。

否定しないマインドを作るための基本的考え方:①「事実だから否定してもいい」という思考はしない。②「自分は正しい」という思考はしない。③「過剰な期待」はしない。

ロジスティックハラスメント的な会話は少しづつ事態を悪化させていく。

否定は「上から目線」が生み出している。

絶対の正解を作らないで「かもしれない」という別の可能性を残す考え方をつくる。

冷静な「疑問形」で新たな視点を手に入れると「自分は正しい」という信念を外せるようになる。

「能動的に黙る」ことを覚える(「沈黙は金」)。

「そうなんだね」と承認する。