「最大多数の最大幸福 道徳および立法の諸原理序説より (まんが学術文庫)」 | ひめぴょんのブログ

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「最大多数の最大幸福 道徳および立法の諸原理序説より (まんが学術文庫)」近藤 たかし、講談社、2018年発行

ベンサムの功利主義の原理が分かりやすく伝わるように工夫されたまんが本。こういう考え方は知りませんでした。何が自分にとって「快」なのかを深く掘り下げて考えるのがポイントのように思いました。

功理の原理は単純で分かりやすいが、人が受け入れるのは難しい。→全体の益を考えたとき、自分の益が少なくなることを受け入れがたくなるのは、誰しも持っている感情かもしれません。

快を求め苦痛を取り除くことを考える。その調整は政治と法律が行う。

固定観念や偏見を捨て寛容の心で社会全体の幸福を考えればいいのだが…。