がんの闘病記は「がん備忘録」で、がんについての情報などは「がん治療」のタグでご覧ください。
ネタバレを一部含んでいますので、ご注意ください。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」7話目です。
翔が相談があると部屋から出てきます。
メイクの仕事がしたいから専門学校へ行きたい、高卒が必須だからまた高校へ行く、でも父親(誠)には内緒にしてほしいと。
老害先輩社員の発言に、誠は昔の自分を見ているようだと思いますが、あまりにもひどい発言にそこまでひどくなかったと思い返します。
自席でタバコが吸えて良かったという発言がありましたが、喘息持ちで嫌煙家の私には耐えられない環境でした。
分煙が進んできたのは20年前くらいからだったかもしれません。
部下たちにランチを一緒にと言われ、一斉に老害社員を何とかしてほしいと言われます。
発言が全てセクハラかパワハラ、このままだと辞める人や病める人が出て、最悪警察沙汰になると。
大地のカレシの円に国家試験を受けないという噂が流れます。
円も獣医師になれなければ地元の帰らなくてもよくなるかもしれないと言います。
また、自分たちのような人は何かを諦めなければ生きていけないのかもしれないとも。
見ていて切なくなりました。
そのあと一人で落ち込んでいるような様子の大地に、誠は出会います。
獣医師は円の夢だったのに、自分がいることで円の夢を邪魔しているのではないかと、大地は話します。
大地が邪魔なのではなく、円は大地から沢山のものをもらっているはずと、誠は答えます。
自分で稼げるようになると女は生意気になると、相変わらずセクハラ・パワハラ発言の老害社員。
そこへブラをしている誠の部下の男性社員が、スーツを脱いでわざと背中のブラ線を見せます。
老害社員は、男がブラなんてと固まってしまいます。
今回一番笑えるシーンでした。
放課後、翔はクラスの女子とコスメを見に行きます。
翔が籍だけ置いている野球部員たちは、髪を伸ばして女子にモテようとしていると思われます。
それどころか日傘をしていたところを見て、ゲイではないかと思ってしまいます。
日傘をさしたり髪を伸ばしたりすることとゲイは違うと思うのですが、高校生くらいだったらそう思うのは仕方がないのかもしれません。
以前ニキビの相談をした野球部員は、翔にゲイなのかを聞きます。
翔はわからない、まだ人を好きになったことがない、男性に憧れることがある、女性をきれいだと思うこともある、まだどっちを好きになるかはわからないと答えます。
それを聞いた野球部員は、周りにあわせない勇気を持っている翔はかっこいいといいます。
私も同感でした。
これから翔も専門学校へ行き、お金がかかるからとチケットをキャンセルするように、誠の妻は誠に言います。
今更だけどいつもありがとうと誠は言い、コンサートを楽しんでほしい、妻にはその権利があると言います。
翔がメイクの道に進みたいと思ったきっかけをくれたクラスメイトの女子とカフェにいるのを、誠夫婦は目撃します。
誠はその子のことが好きなのかを、翔に聞きます。
翔は、友達として仲良くしているだけなのに、誰かといるとその人を好きなのかどうかと聞かれるのは本当に嫌だと答えます。
今回見ていて、翔はLGBTQのQかもしれないし、Aかもしれない、今までの言動を考えるとXかもしれないと思いました。
この辺のことを話すと長くなるし、ドラマの感想とはずれる部分が多くなるかもしれないので、機会があったら書くかもしれません。
このドラマ、本当にいろんなことを考えさせられるドラマだと思います。