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ネタバレを一部含んでいますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」3話目です。

 

誠は息子が女性の服を着たり、マニキュアを付けたりすることを心配しています。

第一話で友人になったゲイの青年、大地に相談します。

大地はそれだけではトランスジェンダーかどうかはわからないと言います。

誠はトランスジェンダーという言葉を、理解していないような感じでした。

女性の格好をするのが好きな人が必ずしも、心の性と体の性が一致しないとは限らない。

心が男性で、恋愛対象が女性の人だってたくさんいる。

大地はこう説明します。

個人的にこのシーン、すごく良かったです。

 

大地が恋人の両親のプレゼントを選ぶのに、誠が付き合います。

大地の恋人はまだ家族にカミングアウトしていないそうです。

しかしいつの日か自分が恋人として現れたときに、少しでも好印象を持ってもらいたいという理由でした。

通常、また特に地方はセクシャルマイノリティに対しての理解も低いので、恋人が親にカミングアウトするのも、同性の恋人を連れてくることも、ものすごくハードルが高いと思いました。

プレゼントを選んでいる店で、かわいい小物を見つけます。

もしかしたら息子が欲しいと思うかもと思うのですが、買うのをやめてしまいます。

 

今回はほんのわずかでしたが、大地がゲイであることに苦しんだシーンがありました。

彼の場合幸運だったのは、親の理解があったからだと思います。

現実では親の理解が得られずにこじらせていくケースが殆どです。

 

誠の息子に大地がアドバイスをするシーンがありましたが、素晴らしいアドバイスだと思いました。

 

誠の家で飼っている犬の行きつけの病院が、大地の母が経営している病院でした。

そこで思わず、息子さんがゲイなのはもったいないと言ってしまいます。

この発言に悪気は全くなかったということは理解できます。

大多数の人が悪気がない発言をして、当事者が傷つくのはあるあるです。

 

最後に誠は先日の店に行き、かわいい小物を息子にプレゼントします。

 

今回は全体を通して、誠が大きくアップデートできたと思います。

また今回の内容は、全ての人に見ていただきたい内容でした。

まだ見逃し配信をしています。

ご覧になっていない人は、是非ご覧ください。

 

今回は本当に良かったです。

誠が大きくアップロードしたと感じました。