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下記イベント無事に終了しました。
詳細は別の機会に書こうと思います。
もう終了したところもありますが、上記以外の開催は下記HPをご覧ください。
نحن لسنا وحدنا.
本日は「一人ではない」という言い方を解説します。
主語は「私たち」です。
タイ語は「เรา」が「私たち」です。誰が一人でないときを表現するとき、主語さえ変えれば、あとは変える必要がありません。
「ไม่」は動詞や形容詞を否定する「~でない」という意味です。
「ได้」は文書の位置や、動詞の前に来るのか、後ろに来るのかで、たくさんの意味があります。
上記の文章の場合、「ไม่ได้」で「~ではない」という意味を持ちます。他にも「~できない」という意味もあります。
「อยู่」は、この世に存在することを前提として、今ここにある状態であるということを表しています。
「คน」は「人」です。
「เดียว」は「単独な」「単一な」という形容詞です。
「คนเดียว」で「孤独な」「一人きり」という熟語になります。
アラビア語の「نحن」が「私たちは」です。英語の「we」です。アラビア語は動詞で認証活用しているので、省略可能ですです。
「لسنا」は「ليس」(辞書に載っている形)という動詞の一人称複数形完了形です。アラビア語は「現在形」を「未完了形」、「過去形」を「完了形」と言います。「ليس」は「未完了形」がないので、現在のことでも「完了形」を使用する特殊な動詞です。
「ليس」は「AはBではない」というときに使用する動詞です。
「وحد」は「一つの」「一人の」という意味で、人称代名詞を後接させると「〇〇一人きり」「〇〇単独で」という意味になります。ちなみに「واحد」は数字の「1」です。
上記では「私たち」なので英語の「our」または「us」の意味がある「نا」を使用します。「نا」は前に語に続けて書かれます。
アラビア語は誰が一人でないかを表現するときは「وحد」以外、全部変える必要があります。
フランス語の「nous」が「私たちは」です。英語の「we」です。
一般的に動詞を否定するときは「ne」と「pas」で動詞を挟みます。
「sommes」は英語のbe動詞と同じ役割をする「être」(不定形=英語の原形)の直説法現在形一人称複数形です。
「seul」は「ただ一つだけ」「孤独な」などの意味の形容詞です。上記例文では「nous」が複数なので複数形になっています。
フランス語は誰が一人でないかを表現するときは「ne」と「pas」以外、全部変える必要があります。
アラビア語とフランス語の形容詞は、主語や修飾する名詞の性数によって変化します。
アラビア語とフランス語の、誰が一人でないことを表現するのは、書いていくときりがなくなるので省略します。
タイ語には名詞の性数も、動詞の活用もありません。
私たちは一人ではありません。
一緒にがんだけでなく、いろんな困難を乗り越えていきましょう(行きましょう・生きましょう)。
We are not alone.