里親募集する際、
保護主側が情報公開している医療処置。
「保護猫譲渡会」
「猫の譲渡会」
そういった会場へいくと
それぞれの猫のエイズ・白血病ウイルス検査の結果が出ています。
たいていの子はエイズウイルス、白血病ウイルスともに陰性ですが
ときどき陽性の子もいます。
いずれか一方、あるいはいずれも陽性の子は
譲渡しづらいと言われます。
考えてみればそうでしょう。
これから一緒に暮らそうとする猫が
近い将来、病気を発症するリスクが高い猫を選ぶ人はあまりいません。
それでも保護主側からすれば
エイズウイルス陽性の猫はキャリアであっても
発症せず寿命をまっとうする猫が多いことを知っています。
エイズウイルスキャリアの猫とノンキャリアの猫を
同じ部屋で過ごさせてもよっぽどひどいケンカをしない限り
感染しないことを知っています。
よっぽどひどいケンカとは、血が出るくらいのケンカです。
噛む、引っ掻くなどして傷口から感染することがあるのです。
なので外にいるオス猫を保護すると
エイズウイルス陽性の場合がしばしばあります。
エイズウイルス陽性の場合はそれほど悲観しません。
譲渡しづらくてもいつかはその子の良さをわかってくれる方が現れる。
そう信じて今まで里親様に繋いできたし、
里親様のところへいってからも幸せそうな姿を
何人もの里親様から写真で見せてもらっています。
なおみ(@naomisgbn)さん インスタグラムより
分福(左)とつぐみ
分福がエイズキャリアです。 ※分福はねこ結びさんの保護猫
O様 からいただ写真写真
わかしろくん(右)とボロちゃん(@domyoji.wakasshiro)
どちらもエイズキャリア。
さんびきのねこ(@kaitomadoka)さん インスタグラムより
かい(右)いと(左)まどか(真ん中)
かいくんが先住猫で
いと、まどかの姉妹を迎え入れてくださいました。
いとがエイズキャリアです。
Terumi Kitajima(@teruteru1861)さん インスタグラムより
先住猫のおはぎちゃんと仲良しツーショットの写真が撮れる日は
まだまだ先になりそうですが、
里親様が二匹の関係を楽しく紹介してくださっています(^^)
こちらの写真はエイズキャリアの元春です。
おはぎちゃんはノンキャリア。
そして今年の3月5日に保護した男の子が白血病陽性でした。
名前を「ヒバリ」とつけました。
ヒバリが空高くピーチク鳴く3月に保護したから。
それと、スピッツの『ヒバリのこころ』という曲にちなんで。
優しくて力強い曲、
これから何があってもがんばっていこうという気持ちにさせてくれる曲です。
ヒバリくんは保護してからちょうど2ヶ月くらいになりますが、
とても元気で明るい子。
遊ぶときも食べるときもいっしょうけんめいです。
今は一日のほとんどをケージで過ごしていますが
里親様との出会いがあったら広いお部屋で自由に過ごさせてあげたいです。
歯もきれいで推定2~3歳くらいです。
白血病ウイルスキャリアだと
発症してなんらかの病気になってしまうと
予後が短くなると言われますが、
それぞれの猫の幸せは生きている時間の長さでしょうか。
私はそうは思いません。
生きている間、どれだけ里親様と過ごしていく中で
優しく温かな気持ちになれる時間をもてたか
ではないでしょうか。
こうして保護された以上、
人の手があたたかくいつも自分の味方になってくれるものだと
信じて生きていってもらいたい。
ヒバリくんも5月8日(日)の譲渡会に参加します。
4月の譲渡会では
家では顔を見ればニャーニャー鳴くのに
猫を被っておとなしくしていました。
ヒバリくんのこと、誰か見てくれるかな。
ちなみに我が家にはもう一匹、白血病ウイルスキャリアの猫がいます。
2011年生まれ満11歳のズーズー♀です。
スマホを向けると大あくびして口の中も見せてくれました(笑)
保護してから歯が時々抜けて
2年前くらいに最後の1本の犬歯も抜歯し今は完全にゼロ。
でもカリカリ大好きです。
白血病キャリアの猫もエイズキャリアの猫も
みんな優しいいい子です。
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5月の譲渡会
日時5月8日(日) 12時~15時
会場 スペース鷹の台
東京都小平市たかの台43-10
(西武国分寺線鷹の台駅から国分寺方面へ徒歩3分)
予約不要・入場無料
※ コロナ感染対策のため、混雑する場合は入場をお待ちいただく場合がございます。
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