飼育困難下の猫 ② | ねこだいら

ねこだいら

東京都小平市にて
TNR、保護、譲渡活動を行っています。
捕獲、保護、里親探しのお手伝いをします。
問い合わせ先:nekodaira2222@gmail.com

ひとつ前の投稿につづきます。

2件目の高齢者飼育困難下の猫についてです。

 

 

今年の3月15日、ねこだいらにメールが届きました。

 

一人暮らしの父親が3匹の猫と暮らしているが、

元々良い環境とは言い難い環境の上、

脳梗塞の後遺症、認知症などがあり飼育が困難になっている、

何とか猫たちが安心して暮らせるように

保護、もしくはお知恵をお借り出来ませんでしょうか 

 

メールは娘さんから。

 

 

そのとき送っていただいた写真がこちらの3枚。

 

 

 

父親が入院搬送され、すぐには娘さんに連絡がつかず、

娘さんが小平市にある実家にかけつけたのは

それから5日後だったそうです。

 

その時点では4匹いたらしいのですが、

そのうちの1匹がしばらくして亡くなり(元々の病気があったかどうかは不明)、

残る3匹が

娘さんとボランティアで家にお世話に来てくださるおひとりの方の行動により

命を繋いでいるということでした。

 

写真は3匹の状態が少しよくなってから撮られたものらしく、

酷いときはもっと痩せていたそうです。

 

 

ひとつ前の投稿の2匹の猫を飼育していた高齢者は

身寄りの方がまったくおらず、

2匹は外へ出されてしまいましたが、

この件では、娘さんがいるということで

猫は娘さんに引き継がれました。

 

ですが、娘さんは猫アレルギーをおもちなのと

経済的に不安定なため、3匹をひきとることはできないと。

 

私は決して経済的に安定しているわけでもなんでもないですが、

なんとか保護をして

それからその後を考えよう、そんな感じです、いつも。

 

 

同じ小平市内の猫活仲間、 ねこ結び(@rusuneko )さんと

Save the CATS(@savethecats.project)さんに預かりを頼んだら

引き受けてくださいました。

 

ねこ結びさんとこには黑白のハニハニ♀とキジ白のボクちゃん♂が

Save the CATSさんとこには三毛猫のニコル♀が言っています。

 

3匹は医療処置をし、4月の譲渡会に参加しました。

 

 

 

 

 

黑白のハニハニ♀は保護した当初から血尿が出ていて

尿検査の結果、細菌性の膀胱炎だと診断されています。

抗生物質を服用させていましたが血尿は治まらず。

現在、療法食を検討中です。

食欲、元気はあり、性格はとっても明るく人が大好きとのこと。

 

ニコルも一度血尿が出たことがあり、現在抗生物質を服用中です。

血尿は一度きりでおさまっています。

 

ボクちゃんは 食欲旺盛で元気とのこと。

 

 

3匹は5月8日(日)の譲渡会にまた参加します!!

年齢は7歳~9歳と大人ですが、

まだまだ人に甘えたり、遊んだりしたいお年頃です。

 

ぜひぜひ、会いに来てくださいね。

 

 

 

元飼い主である方の奥様がとくに猫が好きで譲渡会などへ行き、

里親になっておられたのだそうです。

他、地域の方からお世話を頼まれて

外にいた猫を室内に入れたりとかもあったようです。

 

夫婦でお世話していたのが

先に奥様がご病気で亡くなられ、

旦那様がお一人でお世話していたのですね。

 

そのうち適正に飼育できなくなっていったということでしょう。

 

私たちボランティアも気をつけなくてはいけませんね…。

 

 

 

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5月の譲渡会

 

日時5月8日(日) 12時~15時 

会場 スペース鷹の台

    東京都小平市たかの台43-10

    (西武国分寺線鷹の台駅から国分寺方面へ徒歩3分)

予約不要・入場無料    

※ コロナ感染対策のため、混雑する場合は入場をお待ちいただく場合がございます。

 

 

 

 

 

ペットのおうちからも里親募集情報を確認できます ↓

 ねこだいらが投稿した里親募集 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】 (pet-home.jp)

 

 

 

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