日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理 -3ページ目

幸福とは

今日は何故か長閑(のどか)な週末だ。
こんな日が続いたら幸せなことだろう。

海で云えば風のない凪ぎのような一日だ。
休日とはこうありたいものだ。

年初めに不幸があり、かなり滅入っていたがどうにか持ち直して来たようだ。
まだまだ春にはほど遠いが暫くすると凪ぎた海辺の波打ち際が恋しくなるだろう。
あの磯の香りと海藻、澄んだ水に何とも云えない幸せを感じる。

幼少の頃の心に刻み込まれた良い意味でのTramatizeされた印象でしょうか!
宴と心地良い状態は長く続くものではないと云いますが、そのように思えます。

特別幸せと云う自覚がないほど幸せなのです。
常、それこそ幸せの姿かも知れませんね!


塾長成嶋弘毅





思い当たる事

ぼくにブログと云うものを教えてくれたのがアメーバのそれでした。
それこそ退職後初めて興味を覚えたものと云えましょう。

多くの方々とも知り合え楽しくまた不愉快な思いもしながら足掛け10年も続けて来たのです。

なかなかそこから離れる事は難しく思いました。
習慣と云うか癖になって仕舞ったのですね。

今も人様のブログを覗くとご自身の怒りをぶつけておられる方を多く見かけます。
怒りは確かにある種のエネルギーになってはいるのですが、そこから得るものはなにもない気が
してなりません。

事実、怒りは自ら発進させたものであり決して人に向けて良いものではありません。
向けたとたんそれは自分に跳ね返って来る事を知るでしょう。
怒りを感じたら自らの内に秘めるのが良策でしょう。

ボク自身人様と激しくぶつかり合って来ましたがそのお陰で多くの友も失いました。
思い返しますと先日失った友はとても温厚な方でした。
彼は滅多に怒りを表す事は有りませんでした。
怒りを表すときは嘆きと悲しみに替えて知らしめるのです。
それで何度となく心を洗われた気がします。

彼は宗教家では有りません。
むしろ現実的なビジネスマンでした。
しかし、その優しさと紳士的なお行儀が彼の印象を作り上げていたように思います。

友は失ってはなりません。
自らの至らなさを怒りに替え失ったものの多くを悔やみます。

新たな悔やみは避けなければなりません。
何か日毎に年寄り染みて来ますが、それが人間として行き着く場所のように思います。

怒り、恨みは嘆くべき事なのです。

塾長成嶋弘毅

悲報に嘆く

お早うございます!

朝一でメールを開くと、悲しいお知らせが届いていました。
長く楽しい家族ぐるみのお付き合いであった方の悲報でした。

その方のお気に入りの娘さんからの知らせです。
ローマからコートダジュールのサンポールディバンス(香水の産地)に済むそのお娘さんを
老夫婦で訪問中の出来事です。

掛かり付けの病院でいつもの心臓の検査を受けてそこから彼女の住む所の病院へ移ってのこと
でした。

手の施しようがなかったそうです。
齢84才、普段は健康そのものの方でしたが寿命と云うことでしょうか。
美食家でした。

ローマはもとよりトスカーナの主だったレストランに連れて行ってもらった事は数え切れません。
イタリヤ料理に誇りと拘りを持っていたのです。
魚、肉、野菜の全てに蘊蓄がありました。

景色、料理共に楽しい思い出が一杯です。
紳士で優しく忘れ難い友です。

道場を訪問してくれたこともありますし、古参の弟子達には馴染みのある友でもあります。
竜が現役の頃、試合も観戦してくれてます。

得難い友を失いました。

心よりご冥福をお祈りします。


塾長成嶋弘毅

まだ二日しか経ってないのに

毎日、習慣でブログをチェック!

有り難く、常連がまだ居てくれる。
2007年からの時間は生きている。

何故か嬉しい!

他愛ないが、そう思った。

きっと、また何かを伝えたくなるだろう。

塾長

大晦日

感謝の日!
晦日とはそのような日であると思い続けて来た。

アメーバのブログとは2007年以来の付き合いだ。
お世話になった。

ある時は励まされ、またある時は義憤を感じながらも常にそれと共に有った。
物事の終末とは常に憂いに満ち、また未練が湧く。
それを振り切るのもそれに託す思いからではないだろうか。

今は閉じるがぼくはいつもそこにいるのだ。
いままで全て打ち切ると云うことはしないと云う生き方をして来た。
縁を持った全てを捨てたり忘れ去るとこは出来ない性分なのだ。
悪く云えば未練がましく思いっきりが悪い。

今後もその主義は変わることはないだろう。
他生の縁を信じるからなのだ。

更に、人は否定してはならないと思っている。
されたらどうだ、堪え難いだろう。
ならば尚更ではないか。

否定はしないされないが良いのだ。

齢70才を越えたなら全て良くと云う感念を捨て忘八を決め込もう。
忘八とは、「仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌」である。

欲が捨て切れない者はそれも捨てることは出来ないだろう。
徳目を守る意欲は全て欲から発するからだ。
人間は基本的に卑しく、物事をなすエネルギーを見返りを持ってなすからだ。

今回の暮れのご挨拶はこれを持って果たしたいと思う。


塾長成嶋弘毅

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