悲報に嘆く | 日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理

悲報に嘆く

お早うございます!

朝一でメールを開くと、悲しいお知らせが届いていました。
長く楽しい家族ぐるみのお付き合いであった方の悲報でした。

その方のお気に入りの娘さんからの知らせです。
ローマからコートダジュールのサンポールディバンス(香水の産地)に済むそのお娘さんを
老夫婦で訪問中の出来事です。

掛かり付けの病院でいつもの心臓の検査を受けてそこから彼女の住む所の病院へ移ってのこと
でした。

手の施しようがなかったそうです。
齢84才、普段は健康そのものの方でしたが寿命と云うことでしょうか。
美食家でした。

ローマはもとよりトスカーナの主だったレストランに連れて行ってもらった事は数え切れません。
イタリヤ料理に誇りと拘りを持っていたのです。
魚、肉、野菜の全てに蘊蓄がありました。

景色、料理共に楽しい思い出が一杯です。
紳士で優しく忘れ難い友です。

道場を訪問してくれたこともありますし、古参の弟子達には馴染みのある友でもあります。
竜が現役の頃、試合も観戦してくれてます。

得難い友を失いました。

心よりご冥福をお祈りします。


塾長成嶋弘毅