2021 秋の東北旅 其の二十九
第2章 岩手 座敷わらし伝説 編
これまでのお話はこちら
ポチッと押してちょうだい~。
金田一温泉の最終話!!
座敷わらしの宿・緑風荘さんをチェックアウトしたあとのお話し。
金田一温泉、予想に反して意外と大きな温泉地だった(;´▽`A``。
日帰り入浴施設も2つ(一つは建て替え工事中)、
そのほかにも立ち寄り湯のできるお宿が、緑風荘含め4軒も!
それぞれが異なる源泉を使用し、
泉質の違うお湯を楽しむ事ができるのだって♪
(*`▽´*)ウヒョヒョ
なんならもう1日滞在して、
あと4軒湯めぐりを楽しみたいところだが、
12時に久慈でお弁当予約済み。
あとが詰まっているので、そうもしていられない。
でもせっかく岩手の北の端、
青森との県境近くまでやってきたのだ、
次はいつ来れるかわからない。
せめてもう一ヶ所だけでも入っておきた~い!!ヽ(`Д´)ノ
と、白羽の矢を立てたのが、割烹旅館 おぼない。
開湯380年、金田一温泉で最も古い源泉「玉の湯」を持つ宿だ。
侍の湯 おぼない旅館
住所:岩手県二戸市金田一湯田43-5
TEL: 0195-27-2221
日帰り入浴 可
時間 10:30~18:00
料金 500円
既にご承知の通り、古いネット情報を鵜吞みにして、
日帰り入浴10時開始と思って来たら、10時半からだった(;´▽`A``。
ユタの不思議な仲間たちを探しに行って戻ってきても、まだあと15分もある。
とりあえず先を急ぐ身なので(笑)、気づかぬふりでダメもとで声をかけてみる。
これだけ、がっつり時間が書いてあるのに、
気づかないというのも無理があるがね(爆)。
おぼない食堂、cafeやランチもあるのか!?∑( ̄。 ̄ノ)ノ
良いなぁ~~♪そんな時間に来たいなぁ
木彫りのひょっとこに胸がときめく(爆)。
江戸時代の初期にはすでに温泉地として知られ、
南部藩指定の湯治場として、侍が戦の傷を癒しに訪れた金田一温泉。
別名、侍の湯。
歴史を感じる木造の建物は、なんとも趣があって素敵なのである!!
こんにちはぁ~~(#^.^#)!!
何度か声をかけるが、誰もいない。
でも、電気ついてるし、玄関開いてるし・・。
諦めずに大声で呼び続けると(しつこいww)
やっと奥から年配の女性登場♪
日帰りは10時半からなんですよ~~。
まだお掃除が終わらなくて・・(;´▽`A``。
やっぱり。
というか知っていた(笑)。
それでも1分でも早く入りたいので、
ロビーで待たせていただくことに。
ここ、おぼない旅館も座敷わらしの宿、
というか金田一温泉全体が座敷童伝説に彩られている。
正直、真新しい緑風荘よりよっぽど、こちらの方が遭遇できそうだ( *´艸`)。
丸いテーブルで待つ間、あちこち写真撮ってみたが、オーブ一つ写らずww。
どうも縁がない(爆)。
廊下には、座敷童姿のお子ちゃまたちの記念撮影写真がずらり♪
そうこうしていうるちに、お掃除終わったからどうぞ!!(*^^)v
時間にはまだ早いが、呼びに来てくださった。
長い廊下をトコトコ進む。
途中、カフェにもなる『おぼない食堂』。
若女将のイラストが可愛い!!
中庭には小さな太鼓橋のかかった池もある!
緑風荘も、火事の前はこんな趣があったのだろうなぁ。
そして、到着赤暖簾に紺暖簾!ヾ(*´∀`*)ノ
と、入ろうとしたら、「いや、ここじゃなくて(笑)。」
えっ?トイレ???
立派すぎやしませんか?(爆)
浴室はもう一つ先のこちらだった( *´艸`)。
湯どころ前には、コインロッカーもあって安心。
リターン式かどうかは未確認(;´▽`A``。
玄関で対応してくれた方が女将かと思っていたが、
こちらにいらしたもう一人の方が女将だったみたい。
とても気さくで堂々としてるけど優しい感じ(笑)。
一番乗りなのはわかりきっているので、
できたら男湯の写真も撮らせていただきたいというと
今なら誰も入ってないからどうぞどうぞ♪
と笑って許可をくださった
お掃除の行き届いた清潔な脱衣所。
黒いプラ籠が8つ並ぶ。
(≧∇≦)キャー!!
緑が眩い、明るい浴室!!
湯底のタイルもキラキラ
ネットで見て憧れていた通り
循環ろ過装置使用と書かれているけれど
しっかりオーバーフローもあって、消毒臭は感じない。
期待が膨らむ!
早く入りたぁ~い。
+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ
あ、存在を忘れていたけれど、
旦那は車で寝ています。
そして、いよいよ女湯へ
あれ?
暖簾が反対向き???
近くにいらした女将さんに尋ねると、
隣の『ゆうゆうゆ~らく』が取り壊される時に譲り受けたんだって。
(散策中にあった、大きな工事中の建物)
金田一温泉のシンボルのような存在だったのに
無くなってしまうのが寂しくて、
せめてその名の入った暖簾だけでも
うちで残してあげられれば、と思ったのだとか
でもそのままだと、なんなので(笑)
あえて反対向きにかけているんだって。
(´;ω;`)ウルウル。
めっちゃ、いい話や!!
こちらも木のぬくもりが暖かな女性用脱衣所。
カラーのブロックガラスがキラキラ( *´艸`)。
男湯とは異なって、角にL字型に設置された、湯舟。
浴室の広さは、男湯とほぼ変わらない感じ。
無色透明で美しく透き通った源泉が注がれている。
緑風荘のそれに似た、ツルツルとした肌触りの優しいお湯だ。
湯温は42℃、熱め適温。
温まりがよく、長くは浸かっていられない。
泉温が33.4度と低いので加温され、循環利用というが
塩素臭は全く気にならない。
ザァザァとかけ流されていく湯量を見ると
源泉掛け流しとしか思えない。
源泉名:金田一温泉 玉の湯
泉質: 単純温泉(低調性-アルカリ性-低温泉)
泉温: 33.4℃ pH値 8.0
壁のデザインタイルに、色とりどりのカラーブロックガラス。
湯底はモザイクキラキラタイル、赤茶に色づいた床。
金田一温泉の歴史を感じる素敵な湯殿で
ほ~~~っと、ゆっくり温まる。
でも旦那が車で待っているので、
いまいちのんびりはできない(爆)。
45分経過、女将さんにお礼を言っておぼない旅館をあとにする。
こうして、一泊二日、
座敷わらし伝説の金田一温泉を後にした。
可愛い座敷わらしたちが、野山を駆け回る、
そんな長閑で楽しい、でも本格的な温泉地。
ちょっと遠いけど、機会があったらぜひまた訪れたい。
リピーターが多いのも納得できる、
郷愁を誘う金田一温泉だった。
次回からはいよいよ最終章!
舞台はついに、三陸海岸へ突入~~
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