三店舗くらいは楽勝って事のつづきをつらつらする。
前回書いた、
単純化と標準化は、
チェーン化を可能にする本質だと思ってて、
それさえできれば、
チェーンとまではいかなくても
三店舗くらいはラクショーなのである。
どーいう作戦でいくかっつーと、
まあ、原則にやって進めていくって作戦なんやけど。
この『退屈シリーズ』で、
黒字化戦闘力なんやー!と、のたまわった
ビジネスの四原則を行動に移しゃあいい作戦。
1.売上創造
2.新規獲得
3.再購買獲得
4.経費支配
の4つの原則を具体的に遂行。
飲食業において、
この四原則を進めていくのに
大層効力あるのは、やっぱこの2つやろう。
一つは立地で、
ほしてもう一個が、業態。
もちろん、立地や業態が外れてても
黒字化が不可能ってワケではないんやろけど。
立地が良くないウチが未だに潰れないのは、
業態が焼肉業態という超強いものだからである。
なぜ、このそれなりに優秀なワタクシが
この悪立地に出したかというと、
焼肉業態だったので、
まあ悪立地はなんとかできるやろって判断したからだ。
(いや。黒字化まで恥ずかしながらものすご苦労したのだが。)
※ちなみに、居酒屋とか他の業態だったら、ウチは潰れてるだろう。
ほんでほんで。
立地の良し悪しって、
簡単にザックリ言うと、
・視認性とか視界性的なこと
・周辺人口とかその動線的なこと
・業態との相性的なこと
この3つに集約されると思ってて、
さらにそれぞれ、結構複雑な要素を含んでるんで
(例えば業態との相性なら、
想定客単価と賃料もあるし、
想定客単価と潜在顧客の収入もあるし、
その土地が好む食かとか色々ある)
色々あるって事は
対策がいくらでも考えられると思ってたし、
立地というのの特性に、
流行り廃りで、
『どうとでも新解釈が付けられる』という
不思議な現象が起きることも分かってた。
EX)
「目立たない場所だから、あの味がある店にお客が来る」とか。
「人通りが多いけど、ファザード悪いから入らない。」とか。
まあ、結局。
『The 勝てば官軍』
立地は賃料で良し悪し判断するのが
結局強い業態であるなら何とかする方法は編み出せるやろ。
って事を考えとる。
で。
事業として、
継続できる状況にする為の本質的な問題は一つ。
適正な初期投資額にする事である。
あとは、ビジネス四原則にある通り、
コスト予防すりゃいいって事やねぇ。
まとめると。
「業態」「立地」「初期投資」。
この3つさえ大きく間違えなければ
飲食業は絶対大丈夫なのである。多分。
それが分かってるワタクシは、
単純化と標準化さえやっとけば、
まあ、3店舗くらいワケないやろって思ってる。
知らんけど。
もちろん、実際ウマくいかせるとなると、
構成する人の問題が結構色々出てくるんで、
そんな簡単、ラクショーにはいかんのやけど、
基本、真面目で心が折れないならば、イケる。
(その為には余剰の資金は多い方がいい)
だから、
性格は悪いけど、
気質が真面目なワタクシなぞは、
年寄りになっても、イケる可能性が高い。
とても高い。
と、思ってるんやけど、
何か文句ある?
だがしかし。
スイッチをオンにできなければ、
机上の空論で終わる。
そして、
スイッチをオンできてない今のワタクシは、
3店舗どころか、2店目も出せないのであーる。
→つづく