(続)できたことに焦点
今日も1週間の振り返り。今日は最近学んだコーチングのフローにもとづいて話をすすめる。導入から初めてこの振り返りで手に入れたいこと5項目ある目標を一つずつ振り返り・現状どうだったから・どうなりたいか・現状とありたい姿のギャップについて1項目ずつこの3つを繰り返す。どうでした?そうですね、できていたような気もしますが、今週は忙しくなかったので、忙しくなったらどうなるかわかりません。うーん、なるほど。でも、意識はできたよね。そうですね。意識できていたと思います。それはいい感じだね。そうですね、でも、また忙しくなったらどうなるかわからないです。まぁまぁ。やはり気持ちがうまくいかなほうに向かう後輩。3つ目くらいを振り返っていたときであろうか、後輩がふと思い出したようにいいだした。2つ目の目標がうまく達成できたら、1つめと3つめも上手くいくような気がします。なるほど、では2つめをいかに実現するかということだね。そうですね、でも忙しくなるとそうはいってられなくなるので…これは習慣みたいなものだろう。まぁまぁ。そして4つめの目標。また、後輩が気づき始める。そうなんです、この4つめの項目がしっかりできれば、2つめの項目もできると思うので、そうすれば自動的に1つめと3つめもできると思います。当初ばらばらにピックアップしたと思っていた4つの項目がつながり始める。おお、そうかそうか。では、4つめの項目が最重要ってことだね。そうですね。今週の4つ目の現状を振り返ってどうだったかな?まぁ忙しくなかったので、できたと思います。忙しくなくてもできどうかな?いやそれがちょっと…まぁ、そうだよね。4つめの項目はいろいろ情報が集まった時点でないとできないことで、例えば、前にやったあの対応のときに、どうすれば実現できるだろう?そうですね…あの時はわからないことが多かったから4つ目の実現は難しそうですね。その時が課題です。今4つ目が最初で、そのあとに2つ目、1、3つ目という順番がついているけど、必ずしもその順番である必要があるのかな?そうですね、よくわからない時には1つ目がうまく使えると思います。なるほど、1つ目がうまく使えそうということだね。4つ目を実現するために、1つ目をうまく使って、4つ目をうまく作れば、他の目標にもつながって、全体的にいい感じじゃないのかな?そうですね、つながっていますね。別に順番はつける必要はないかもしれないね?そうですね。でも4つ目が重要だということがわかりましたので、そこは意識していきたいと思います。なるほど、4つ目を中心におきつつ、他の項目も意識して取り入れていくということだね。別々にあげた項目がからみだしてよかったね。この4つをコラボレーション的にからめていけばきっとうまくいきそうだね。そうですね。といいつつ、目標を書いたエクセルシートを食い入るようにみつめる後輩。やや興奮ぎみにキーボードの上下の矢印キーをカタカタと押して、4項目に順番にフォーカスをあて始める。後輩の中で何かがつながっている。そう思ったので、その時は何もいわないようにした。そして、フォーカスが最後の5項目にたどりついたとき、後輩の手がとまった。これがうまくできないんです。なるほど、で、今週やったことは?意識はしました。前に行動計画立てた通り、毎朝このエクセルシートを見て、やらないといけないと思うのは思うのですが、いざ話始める瞬間にすべて飛んでしまって、実現できませんでした。なるほど、毎朝見るという行動はできたわけだね。そうですね。でも、目標には程遠い結果で。その目標とは報告の仕方を変えるというものだった。では、ついこの間あったあの場面で変えるとしたらどうできただろう?そうですね。これこれこうしたと思います。なるほど、一応頭の中ではできているね。何がその行動を阻むのだろう。逆に自分がそんな報告をされたら、えっと思うじゃないかと思って。なるほど、でもそれはテクニック的なところもあるかもしれないね。例えば、先に言いきって、すぐに続ければ、相手にえっと思わせる瞬間もないくらいに。まぁ、そうですね。相手の立場に立って考えるのはいいことだと思うけど、いろんな考え方や受け止め方があるからね、僕は目標にあげているやり方がいいと思うし、たぶん他の人もそのほうがいいんじゃないかな。といいつつ、そのやり方のメリットを話す僕。まぁ、頭ではわかっているんですけど。いざ、やろうとするといつもの自分に戻ってしまうというか。毎朝見ているんですけどね。頭でシュミレーションを始める後輩。朝エクセルを見て、やらなければと思い、でも実現できず、また次の日も見て、やらなければと思いでも実現できず、その繰り返し。いったいどうすれば…そうか、と閃いた後輩。振り返りができていませんでした。朝見るだけじゃなくて、毎日帰り際に見て、今日一日どうだったか、そのやり方で報告できたかどうか、どうすればできたのか考えていませんでした。今後の対応予定の欄に、勢いよく書き始める後輩。おお、やったじゃないか。すばらしい。そうですね。振り返りができていなかったことに気づきました。なるほど、それはよかった。すばらしい。というやり取り。コーチングを学んで意識したこと。できることにフォーカスをあてる。すると、相手もできることを探し始める。いままでは、だめなところばかり指摘してしまっていたけど、ほんの少し意識して会話をするとこれほど前に進めるものか。いままでの僕であれば、お前は振り返りができていないんだ、だから毎日変える間際に振り返りをしなさいなどと言ってしまっていたかもしれない。でも、次の日後輩に聞くと、いや実はやっていませんって返してきて、なんでできていないんだって厳しくといつめて、またできていないことにフォーカスをあててしまっていたかもしれない。けど、今日は後輩自ら見つけた答え、少し時間はかかったかもしれないけど、自分で見つけた答えだから、きっと来週からも実践していくだろう。できることにフォーカスをあて、相手の行動を自ら作り出してもらう。コーチングのおかげで、大きな前進ができた。すばらしい。