エジプトで働く日本人のブログ ★★★写真付き!★★★ -6ページ目
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ラマダン限定バージョン

この時期、街を歩いていると、ラマダンにちなんだ広告を見かけることがあります。

ポスターなどの広告だけでなく、日用品などにもこの時期ならではのデザインが施されていることもしばしば。

こちらはエジプトでもメジャーな台所用洗剤の一つ、「Pril」のラマダン限定のパッケージデザインです。


広告「Pril」 ラマダンバージョン

きらきらと輝く夜空のイメージとアラビア語のメッセージから、

ラマダン月の楽しい雰囲気が伝わってきます。


ラマダンランプを模した(?)洗剤のデザインも、なかなかかわいらしく秀逸です。

ラマダン期の勤務時間

 
午後3時


日の出から日没まで、基本的に一切の飲食を禁じられているラマダン期。
大多数のイスラム教徒は頑張っていますが、やっぱりお昼過ぎにはお腹も減って、空腹との闘いに。

「腹が減ってはいくさは出来ぬ」ということばがあるのかないのか、ムスリム(イスラム教徒)が経営している会社では、平日でも午後3時頃に家路に就く人が多くなります。


今私が勤務している会社は、エジプトでも珍しくクリスチャンが経営している会社なのですが(基本的に午後5時までが営業時間、イスラム教徒の人は早めに切り上げて帰ってしまいます。


ちょっぴりうらやましいかも…。

 

ラマダンランプその2

ラマダンランプ点灯中

昨日ご紹介したラマダンランプを点けたところ。


夜になると、軒先に吊るされたラマダンランプに灯が入り、街中がカラフルに彩られます。

色も形も模様もバリエーション豊富で、見ていて飽きません。

ラマダンランプ

ラマダンのこの時期、街のあちこちでこんなランプを見かけます。
ラマダン期限定ですが、もちろん普通に売っているので、お土産にも意外と使えるかも。
電気をつけると、独特の配色、存在感を楽しめます。


ラマダンランプ3

エジプト人はラマダン好き?

ラマダンの期間中は日の出から日没まで飲食ができないので、イスラム教徒の人たちにとってはさぞかし辛いものなのでは? と思いきや、意外にもエジプトの人々は子どもから大人まで、ラマダンの時期を楽しんでいるようです。


その理由をエジプトの友人に聞いてみたところ、日没後の夕食と家族みんなで過ごす時間にあるとのこと。

ラマダン期は夕食後、街に繰り出す家族をしばしば目にします。

町中の建物にはあちこちが電飾に彩られ、昼間とは打って変わってお祭りのような雰囲気になっているのです。


ラマダンの電飾風景3


私はエジプトに来るまで、ラマダンに対して苦行のようなイメージしか持っていませんでしたが(笑)、実際はやや趣が違うようで、人々は1年の中で特別な時期であるラマダンを楽しんでいるようです。


日本とは色々な異なる点のあるエジプトの人々の生活。

日本人の視点から見ると、新しい発見がしばしば見られます。

ラマダン(断食月)スタート!

このブログは今日からスタートです。


カイロに住む私の視点から、一月毎にテーマに沿った内容をお伝えしようと思います。

記念すべき始めの月のテーマは、ずばり「ラマダン」


本日9月24日からエジプトはラマダンに入りました。


ラマダンと言うと耳慣れない言葉ですが、イスラム教徒の断食月の意味。


イスラム教徒にとっても、そうでないエジプト人にとっても、このラマダンの時期は1年のうちでも特別な時期なのです。


ラマダン期の日没

さて、そんな時期にエジプトではどんな光景が広がっているのかというと、上の写真のように、


いつもは賑やかな通りにも、日没間際には人影がほとんど見られない一見殺風景な様子です。


日の出から日没まで飲食を禁じられるイスラム教徒にとって、飲食が許される日没後の時間は、家族で集まって夕食を共にできる楽しみな時間です。

そのためにみんなが家の中に入ってしまい、ラマダン期の日没間際にはこんな光景が見られるわけです。

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