本日は、エジプト料理の中でもで非常にポピュラーなターメーヤをご紹介します。
ターメーヤはソラマメをすり潰したものを油で揚げた、いわばエジプト版コロッケのような料理です。大きさ、形についてはミートボールのような趣が基本ですが、上の写真のような形のターメーヤもよく見かけます。
中身はこんな感じ。このターメーヤ、日本人の口にもよく合い、旅行者にも評判がいい食べ物の一つです。価格が非常に安いのも魅力で、私もちょっとお腹がすいたときなど、こんなサンドイッチを食べています。
サンドイッチと言うと、食パンのようなもので何かを挟む、というイメージが日本では一般的かと思いますが、エジプトでは円形のパン(アエーシ)の中にトマト、きゅうり、タヒーナ(ゴマをすり潰してペースト状にしたもので、ソース代のような感じでよく使われます)、ターメーヤ等の具を入れたものがスタンダードです。
本日はエジプトで食べられるアラブ菓子をご紹介いたします。
こちらはクリーム入りのキナーファ(コナーファと呼んだりもするようですが)と呼ばれるお菓子で、エジプト限定の食べ物かどうかはわかりませんが、ポピュラーなアラブ菓子です。
上の写真は500gで、一見トンカツやチキンカツのようですが(笑)、全体が甘いお菓子になっています。
衣(のように見える部分)はサクサクして甘さ控えめ、肉(のように見える部分)はぷよぷよしたクリームです。シュークリームに入っているカスタードクリームに近いもの、という感じでしょうか。
エジプトの標準的な甘さは私たち日本人にとっては若干甘すぎるものに思えることが多く、このお菓子でも例外ではありません。
できるだけシロップの量が少なめなもの(またはお店)を選ぶといいでしょうね。
夏は非常に暑かったエジプトも、朝夕はすっかり涼しくなってきました。
今日から月も替わりまして11月、今月はエジプトの食べ物にスポットを当てていきたいと思います。
第1回目の今日は、エジプト人の国民食とも言える、コシャリという食べ物をご紹介いたします。
具は、米、短いマカロニ、パスタ、2種類の豆、と揚げたまねぎ。その上に、写真のトマトソースや、
こちらの写真に見られるような瓶に入った2種類のソースをお好みでかけて食べます。
赤い方は見た目そのままの辛いソース、淡いオレンジ色のように見えるソースは酢ににんにくと各種スパイスを漬けたものです。
どちらもかけ過ぎないのがおいしく食べるコツです。
お味の方は…というと、日本で似た味の食べ物は、なかなか思い当たりません。
それぐらい、私たち日本人にとってはなじみのない味です。
お店によってエジプト人でも好みは分かれますが、一旦ハマると、なかなか病み付きになってしまう味です。
ラマダン後の祝祭日も今日で3日目。
初日、2日目とカイロ中心部の模様をお伝えしましたが、
今日はナイル川をやや離れ、カイロ国際空港近くのヘリオポリスというエリアの模様をお伝えします。
こちらはシネマ ロキシーという映画館(左側の建物)とその近辺の写真です。
“ロキシー”と呼ばれるエリアはヘリオポリスの中でも色々な店が集中していて、
デートで訪れる人達も多いのですが、待ち合わせ場所として最も有名なのがこのシネマ ロキシーです。
(写真をクリックして拡大すると、映画館前にいるたくさんの人々を見ることができます。)
このシネマ ロキシー、映画館とは言っても数軒のお店が入っている複合施設。
故・サダト大統領や故・ナセル大統領の演説のCD等も売っていたりします。
※下記トラックバック先「エジプト音倉庫」にこの日のヘリオポリスの音声を置いてあります。
(爆発音が入っていますので、最初は音量を絞って再生してみてください。)