エテルニテ / 永遠という名のレストランはホスピタリティ溢れる上質で楽しいフレンチ。 | 食う、寝る、あるく

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ナポレオンも愛したというジャクソンのシャンパーニュでスタートです!
ヽ(^◇^*)/

グラン・ヴァン・ド・シャンパーニュ・ジャクソン・キュベ 737

実は初体験だったんですが、シュッとしているのに厚みのある味わいで余韻も素晴らしくとっても美味しかったです!

後で調べてみると本当に凄いシャンパーニュだった事が分かってもっと味わって飲めばよかったと若干後悔(;^^)ゞ

そんな本日のランチは阿波座駅からもスグ、靭公園目の前に有るフレンチの名店「エテルニテ」さんです


「エテルニテ」とはフランス語で「永遠」という意味だそうです。

それを知るだけでなんだかステキな気分になれちゃいます*:.。☆..。.(´∀`人)


ランチのコースは3種類有りましたが4300円の一番お安いのをいただきました(;^^)ゞ

これがまたまた素晴らしくて超感動的なお昼になりました



まずはアミューズです。

鴨の自家製生ハム、フォワグラのムース ローズマリーのムラング・コック


オリーブを巻いてある鴨の生ハムはとっても柔らかくてビックリでした!

分厚かったんですが臭みもなく旨味をしっかり味わう事が出来ました(^^)

パッと見シンプルで軽いポーションでアミューズらしいな~と思ったんですが、フォワグラのムースもしっかり美味しくて抜かりない仕上がりでした。

メレンゲの焼き菓子はローズマリーの香りが付いていてフォワグラのムースと相性バッチリ!

「ジャクソン・キュベ737」のおかげで最高に引き立つし、この先のお料理が凄く楽しみになりました!!

関西弁で言うと「掴みはオッケー

o(*^▽^*)o~♪


この日席に着いて一番ビックリしたのはお品書きが用意されていたことでした。

名前を見て色々想像しながら待つのも楽しいです( ^ω^)



という事で2品目です。

琵琶湖産稚鮎のリエット ヴィシソワーズ


これは最高でした
ヽ(*^ω^*)ノ

何と言ってもチーズのクラッカーと稚鮎のリエットのコンビネーションが素晴らしかったです

稚鮎のほろ苦さと香りにチーズの味と香りがミックスされて超濃厚な味わいです。

濃厚なのにべったり感が無く、むしろ爽やかな美味しさに感じられるのはポワロー葱のおかげなのかもと思いつつお酒がすすんでしまいました(;^_^A

これさえ有れば誰でも酒豪になれちゃうほど、お酒を飲む人なら間違いなく唸ってしまう美味しさだと思います



もう1点、ヴィシソワーズの滑らかさは今までいただいた中でおそらく1番だったと思います。



非常にきめ細かくて舌の上を滑るようにスルスル入ってきました!
(  ゚ ▽ ゚ ;)!

今年これより美味しいヴィシソワーズに果たして出会えるのか心配になってしまうほどの素晴らしいスープでした


秋田産のじゅんさいも美味しい



それにしても1年に1度、この時期にしかいただく事が出来ない稚鮎をこんな形でいただけるとは思ってもいませんでした。

今日のコースを俳句に例えるならこの一皿が季語なんぢゃないかと思うような、初夏を感じる素敵な一皿でした


本当に素晴らしかったです!!
(^O^)




ところで、バターはこんなスタイルでの提供でした。

無塩バターにお塩添え



バター一つ取ってもお店によって色々違うのが楽しいです




続いてのお魚料理は「玄界灘スズキのムニエル ブールブランソース」です。


スズキにブールブランソースというド定番な組み合わせですがこちらも素晴らしく感動的でした!

まずソースがくっきりハッキリ美味しくて本当に基本がしっかり押さえられている事が分かる味でした。

スズキ本体は内側を半透明なまま残す軽めの火入れ具合だった為、柔らかさが良く分かるプリプリ感で絶妙な仕上がり

富山産のホタルイカ等、具沢山な付け合わせは、トマトの爽やかな酸味が分かる程度の味付けでまとめられていました。

具沢山だけど一つずつの味もよく分かるし、全体も一体感が感じられるように上手くまとめられているのが凄いと思いました。

ひよこ豆のクレープとジロール茸の存在感がもう少し感じられてもよかったかも、という気はしましたが素晴らしくハイレベルなお魚料理をいただく事ができました(^^)



いよいよメインのお肉料理です


お肉料理は3種類から選べるようになっていたのでお友達と別のでお願いしました。

お友達が頼んだのは「ニュージーランド産仔羊鞍下肉のロースト」でした。


ジュのソース」だったんですが、運ばれてきた瞬間、凄く良い香りに驚かされました

(◎∇◎;)!

楽しかったのはお料理が運ばれてきた時にお野菜の説明もあったことです。

使われているお野菜を丸ごとの姿で見せていただきながら説明していただきました!

o(^O^*=*^O^)oおいしそー!


加賀れんこん」美味しかったです!!

一番右側のは「四角豆」という説明が無かったら、お皿に乗ってるカットされたそれを見て「アロエ?」とか思ってたに違いないです


もちろん一皿ずつ食材等について丁寧に説明をしていただけるんですが、こんなふうに食材一覧をドーンと目の前に出されるとそれだけでテンションがアガってしまいます


テンション上がるといえば、お友達がガス入りをお願いした時もビックリしちゃいました。

普通はメニューの一覧を渡されると思うんですが、エテルニテさんは違いました。




どーーん!!


工工エエェェ∑(゚◇゚ノ)ノェェエエ工工

なんとワゴンでどっさり運ばれてきました



たのしい~!!
ヽ(゚∇゚(゚∇゚(゚∇゚o(゚∇゚)o゚∇゚)゚∇゚)゚∇゚)ノ 


こういう演出は大好き


だって分かりやすいんだモン。

この中ではペリエとサンペレグリノくらいしか知らないので、やっぱり実物見れるのが一番良いよね、と思った素直さが売りのワタクシf^_^;



さて、メインのお料理もう一品はこちら


オーストラリア産 仔牛ロースのポワレ」をいただきました!


正直言うと「オーストラリア産」というところが気になってたんですが、実際に食べてみると柔らかくてとっても美味しかったです!

おそらくシェフの腕によるものなのではないかと(=^^=)

でも野菜好きとしては付け合せの野菜が美味しかった事の方が記憶に残ってるかもf^_^;

あと「島らっきょう」をフランス料理店で食べたのは初めてのような気がします。

むかご」もそうかも(^。^;)

そんなこんなでメインは本体も付け合せもドラマチックにいただく事が出来ました。
(o^―^o)




デザートは3種類から選べるようになっていたのでまたまた2人別のものでお願いしちゃいましたf^_^;

飲み物もコーヒーや紅茶、エスプレッソから選べたんですが、ハーブティーはこちらの4種類から選べるようになってました



デザート本番の前にお口直し的なデザート?

リュバーブのコンフィチュールとジュレ エキストラバージンオリーブオイルのグラス」です!
♪(・∇・)


ここでも本物さんが登場でした


こちらが本物の「リュバーブ」です



コンフィチュールだから「リューバーブってフルーツかな~
」と思ってたんですが野菜みたいでした。

見た目は「ふき」みたい。

酸味が強くてそのままは食べにくいそうなんですが砂糖を加えてコンフィチュールにしたり、タルトに入れたりするそうです。

またお利口さんになってしまいました(=^^=)

でもこの一皿で一番印象的だったのはオリーブオイルそのまんまの味だった上に乗ってるアイスだったかもです




さて、いよいよデセール本番です


アーモンドとヘーゼルナッツのクレームブリュレ ジャスミンのアイスクリーム


これはお友達オーダーなんですがちょっと味見させてもらっちゃいました。

イメージ通りとっても濃厚な甘さで美味しかったんですが、ジャスミンのアイスクリームでお口がさっぱりしちゃうあたりが計算されてるな~と思いました。


そしてこれはぜひ食べてみたかった一品。

クープ・ド・ショコラ ピスタチオのクリームとバナナのソース」です



添えられている細くて黒いのはチョコレートのグリッシーニです。

下にピスタチオのムース、ショコラの中には泡立てられたバナナのソースが入ってます。

このショコラを崩すと中のバナナソースが一気に外へ流れ出るので、かき混ぜていただく、という趣向でした。

ショコラ+バナナ+ピスタチオ

個人的に好きなものばっかりだし、普通に考えても「美味しいに決まってるぢゃん!!」と言いたくなるようなゴールデントリオ編成でバッチリ楽しく美味しくいただけました(^^)


最後にこれでもか!と甘いものが続くのも楽しみなのがフレンチですが、トドメのプティフールは3種類でした!


マスカルポーネのシュー
バラのマカロン
イチヂクのケーキ


どれも小粋で上質で抜かりない美味しさで最後まで大満足でした

~у^О^у~



最初から最後まで期待をはるかに上回る内容で間違いなくリピートしたいお店になりました

(^O^)

実はこちらのシェフは本町の「カランドリエ」にもいらした方なので、オーソドックスなフレンチなんだろう、と予想していたんですがちょっと趣が異なりました。

カランドリエ」さんは、大木の幹をどれだけ太く高く伸ばせるかに重きを置いているように感じたんですが、こちらはしっかりした大木の幹の上に、どれだけ枝葉を伸ばすことが出来るかに挑戦されている、そんな印象を受けました。

一皿ずつが安心していただけるんだけど、「おっ!」と感じるところが含まれているようなお料理たちでした。

厨房とサービスの方との連携も良く、ちょっとした会話を挟んだり、お客様にストレスを与えないような配慮も感じられました。

最後に驚いた、というか、恐縮したのは永野シェフがお見送りに出て来てくださったことでした(^_^;)

とっても恐縮してしまいました、ヽ`(~д~*)、ヽ`

とにかく絶対またおうかがいしたいと思います。

今回は一番お安いのをいただきましたが次回はワンランク上をいってみたいと思います。
(^O^)

お隣さんに出てた全然違うお料理たちもとっても美味しそうだったし~



エテルニテ
大阪市西区靭本町2-5-12
06-6443-0706
12:00~14:00
18:00~21:00
定休 月曜
※HP
※食べログ

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