ナリリンの雑記帳 -26ページ目

「サニー/32」を見た

 監督、白石和彌、主演、藤井赤理=北原里英 あらすじ  冬の新潟の或る町。仕事も私生活も振るわない中学校教師(北原里英)は24歳の誕生日を迎えたその日、何者かに拉致された。やったのは二人組。雪深い山麓の廃屋へと連れ去り、彼女を監禁。誘拐犯の一人は「ずっと会いたかったよ、サニー….」と、そう赤理のことを呼んだ。“サニー"とは——世間を騒がせた 「小学生による同級生殺害事件」の犯人の通称。そのいたいけなルックスゆえに「犯罪史上、最もかわいい殺人犯」とネットなどで神格化、狂信的な信者を生み出すことに。この“サニー事件"から14年目の夜、二人の男によって拉致監禁された北原里英。北原里英は正気を失っていきながらも、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みるが、それは驚愕の物語の始まりにすぎなかった……。
 

 

 

 北原里英のカラダを張った演技が素晴らしかった。あれだけかわいいのに……。ピエール瀧が顔をなめたり、殴ったり…。

「蜘蛛巣城」を見た

 監督・黒澤明、主演、三船敏郎、山田五十鈴。あらすじ 三船敏郎と武将は、奇妙な老婆と出会う。老婆は、三船敏郎はやがて蜘蛛巣城の城主になることを、武将の子が蜘蛛巣城の城主になることを告げる。ふたりは一笑に付す。

 三船敏郎から一部始終を聞いた妻・山田五十鈴は、老婆の予言を主君が知れば、こちらが危ないと、謀反をそそのかし、三船敏郎の心は揺れ動く。折りしも、主君が、隣国を討つために三船敏郎の館へやって来る。その夜、山田五十鈴は見張りの兵士たちをしびれ薬入りの酒で眠らせ、三船敏郎は、眠っている主君を殺す。主君殺しの濡れ衣をかけられた臣下はかつての主君の嫡男を擁し、蜘蛛巣城に至るが、蜘蛛巣城の留守をあずかっていた武将は開門せず、弓矢で攻撃してきたため、2人は逃亡する。

 武将の強い推挙もあって、蜘蛛巣城の城主となった三船敏郎だったが、子がないために武将の嫡男を養子に迎えようとする。だが山田五十鈴はこれを拒み、加えて懐妊を告げたため、三船敏郎の心はまたしても変わる。武将親子が姿を見せないまま養子縁組の宴が始まるが、その中で三船敏郎は、死装束に身を包んだ武将の幻を見て、抜刀して錯乱する。山田五十鈴が客を引き上げさせると、ひとりの武者が、武将は殺害したものの、その子は取り逃がしたと報告する。

 嵐の夜、山田五十鈴は死産し、隣国の軍勢が攻め込んできたという報が入る。無策の家臣たちにいら立った三船敏郎は、とどろく雷鳴を聞いて森の老婆のことを思い出し、一人老婆のもとへ馬を走らせる。現れた老婆は「お前様は戦に敗れることはない」と予言する。蜘蛛巣城を包囲され動揺する将兵に、三船敏郎は老婆の予言を語って聞かせ、士気を高めるが、野鳥の群れが城に飛び込むなど不穏な夜が明けた翌日、山田五十鈴は発狂し、手を「血が取れぬ」と洗い続ける。そして寄せてくる敵兵に恐慌をきたす兵士たち。持ち場に戻れと怒鳴る三船敏郎めがけて、味方たちの中から無数の矢が放たれる。

 

蜘蛛巣城

 

  むかしむかし、うちの親父は1人でよく洋画を見ていた。これは親父が私を連れて行った珍しい邦画。評判がよいから連れて行ったんだろうけど、やはり小学校低学年だった私には難しかったようだ。今見返すとすごい映画だと思えるんだけどもねぇ。

 

 何といってもあの最後の場面。弓矢がビュンビュン飛ぶ場面。いまならCGだろうけど、当時は実際に飛ばしてたんだから。三船敏郎がうなされるほどだったそう。

「鈴木家の嘘」を見た

  監督は野尻克己。鈴木家を演じるのは父・幸男、岸部一徳、母・悠子、原日出子、長女・富美、木竜麻生、長男・浩一、加瀬亮。 あらすじ 引きこもりだった鈴木家の長男・浩一がある日突然自殺をした。母・悠子はショックで気を失い倒れてしまう。親族が集まった浩一の四十九日の日、ずっと気を失っていた悠子は目を覚ます。家族の顔を見ながら悠子は不思議そうに「浩一は?」と尋ねる。悠子はショックのあまり浩一が死んだという記憶を失っていたのだった。そんな悠子の姿を目の当たりにして長女の富美はとっさに「お兄ちゃんは引きこもりをやめてアルゼンチンに行った」と言ってしまう。アルゼンチンは悠子の弟が住んでおり、浩一はそこで仕事を手伝っているということになる。そこからショックから記憶が戻らない母のために親戚を巻き込んだアリバイ作りが始まる。

 

 

 はじめ暗くて陰気な映画。でもひきこもりから自死という場合、残された家族の心の闇ってすごいだろうなぁと思わせる映画。でも世の中にはいろんなウソがあり、その大半が菅首相のついてるウソみたいなもんですが、鈴木家のウソみたいな優しさから出たウソもあるんですねぇ。