明日からウブドへ行く。
ウブドはビーチがあって、クラブがあって、活気があるクタと違い、山の方にあって、静かで、夜は真っ暗な場所なのだという。
僕の友人も「ウブドはリラックスできていい」と言っていた。
クタからウブドへはシャトルバスが出ていて、隣に泊まっていたイタリア人の旅行者は、4万5千ルピアでバスチケットを買った、と話していた。タクヤさんも5万ルピアで行った、とのこと。その辺が相場らしい。
とりあえずホテルで聞いてみた。
すると、シャトルバスなら8万ルピア、専属ドライバーで車を手配するな30万ルピア、だって。高すぎる!!
ホテルの近くにあるツーリストインフォメーションで聞いてみると、ウブドまで6万ルピア。
日本人の友達が4万ルピアで行ったんだけど!
と係りに伝えると、えー4万はないよ~、の反応。で、5万でどう?ときた。
4万5千4万5千4万5千4万5千!
呪文を唱えてみた。すると、4万5千にディスカウント。
バスチケットを買って、昼食を食べてから、ビーチに行くとJOJOが一人でいた。
昨日の夜の酒が残っていて、サーフィンをやる感じでもない。JOJOに会ったらサーフィンやろう!って話になるからな~。
JOJOには会わずにクタのビーチがどこまであるのか歩いてみることにした!
遠くまで続いている波打ち際と砂浜とパラソル。
そこをテレテレと歩く。
思っていたよりも長い…
暑いな~。
太陽が正面にあるので、光線が目に入る。
歩いて、一時間。
祭日らしくお祈りしてる
まだ続いてるよ…
さすがにもう疲れた!!
ってことで引き返す。
そして、また一時間歩く。
往復で二時間の散歩はあまり意味はなかった。でも、すごく意味のない行動として、記憶に残っていくのだろうと思う。
JOJOの居場所に戻ると、タクヤさんとユウキさん、タクヤさんがオーストラリアへワーキングホリデイをやっていた時に友達になったノゾミさんと彼氏のユウさん、あと二人のロシア女性がいた。
JOJOが僕に、今日は二日酔いか?と聞いてきた。
ちょっとね~。だから今日はサーフィンはやらぬ。
まあ、それはそうだな、JOJOの反応。
実際眠くてしょうがなかった。
ユウさんとノゾミさんと話すと、お二人も旅をしていて、前までは沖縄にいて、これから一ヶ月はインドネシア、それからインドに向かうらしい。
インドのどこかでまた再会しちゃうのではなかろうか。
ロシア女性の一人がJOJOにサーフィンを習うようなので、もう一人のロシア女性を交えて山崩しのゲームをすることになった。
その遊びをそこそこやって、どこから来たの?とロシアから来ているのを知っていながらも会話のとっかかりとして聞いてみた。
女性、ロシアよ。
僕、クタに来る前はどこに行ってたの?
女性、ウブドに一日行ってたわ。それからギリに行ってたの!
それから火が付いたのか、ギリについて猛烈に話し出した!
ギリは人が少なくて、海はキレイで、シュノーケリングをしたら最高だったわ!(カメラを見せて)見て、これが海!キレイでしょ?夕日がキレイな写真があったはずなんだけど…
ギリとはバリから離れたところにある小さい島。
バリの東にロンボック島があり、その島の北西にある。
タクヤさんとユウキさんもそこへ行く予定らしい。
バリ島よりロンボック島の方がよかった、という声も聞いたりするので、ロンボックもいいところなんだろな。今回は行かないので、いつか行ってみようも思う。
そんな話をしながら夕日が沈む。
JOJOと二人のロシア女性と別れて、タクヤさんたちとも21時頃にいつものレストランで晩ご飯を食べる約束をして別れた。
宿に帰って、日記を書く。これが溜めてしまうので、やっかいなものになりがち。
21時近くになったので、レストランへ。
タクヤさん、ユウキさん、ユウさん、ノゾミさんと楽しく晩ご飯を食べた。
シンガポールでの縁がバリでも続いた。
さらにこの旅で縁が続く気がする。
最後はお互いの旅の無事を祈って気持ちよくお別れ。
明日はウブドだ!