さすがに疲れている。
今日はサーフィンはやめよう。
だらだらと昼間で過ごす。
もう猫もこんな感じ。
そうは言っても暇なので、ビーチへ行こうとするとホテルのスタッフの一人が日本語で話しかけてくる。
話し相手になってあげると、昔学校に通っていた頃、日本語の授業でいい成績をおさめたらしく、なかなか知っている。「○○の、○○に」などの助詞が難しいって言ってた。
日本のアニメはよく見ているらしく、「NARUTO」「名探偵コナン」「ドラえもん」などのアニメは知っていた。
「日本に侍や忍者はいるの?」って真剣に質問してくるので、「いないよ」と夢をぶち壊してあげたよ。
そんな話をしていると15時になっていた。
ビーチへ行く途中のインドネシア料理屋でタクヤさんとユウキさんに偶然会った。
たまには夜にJOJOと飲もう!って話に。
やっぱり独りで飲むよりみんなで飲んだ方が楽しい!
では、また今夜!と別れてビーチへ。
いつものビーチにはJOJOと彼にサーフィンを教わっているロシア女性がいた。
挨拶をすると、JOJOが
「今日はサーフィンをやるのか?」
と聞いてきた。疲れもあるし、レッスン代がな~。
「筋肉痛がひどいから今日はやめとくよ」
JOJOとロシア女性は、それでもやった方がいいよ、と勧めてきたけど、今日はやらないことに決めたのだ!
ロシア女性が用事があるからと去っていき、JOJOと波を眺める。
JOJOに「サーフィンには何が大事なのか」聞いてみた。
「サーフィンはポジションが大事だ」
それがJOJOの回答だった。
波がどこに来ているか、どの角度で来ているか、波の状態はどうか、などを総合的にみて波を捕まえる能力がサーフィンでは大事、ということ。
それには経験が必要で、何回も何回も海に出ないと身につかない。
僕に教えてくれてた時も波の状態をみて、こっちだあっちだ、とやってた。
以前はサーフィンスクールの指導員をやっていたというJOJOはこんなことも言った。
サーフィンスクールはすぐに生徒に上手くなってもらっては困るんだ。少しでも長く受講させて、お金を払ってもらわないと。俺は教えるからにはいいサービスを提供したい。だから、サーフィンスクールで働くのをやめたんだ。
教えるのも商売だからね。長く受講料をもらった方が当然いい。小出し小出しにテクニックを教えるんですな。
そういう話をしながら、日が暮れた。
JOJOに聞いてみた。
タクヤさんと会って、今晩飲む話を聞いたよ。いつ、どこに行けばいい?
すると、
タクヤと連絡を取って決めるから、ホテルで待っててくれ。
JOJOと別れて、ホテルへ戻って、晩ご飯を食べて、ホテル待機。
21時半くらいにタクヤさんが部屋に向かえに来てくれた。
それからJOJOのお兄さんが働いているというBARへ。
そのBARへかなり良心的な価格で、大ビール一本2万5千ルピア。コンビニで買うのよりほんの少し高いくらい。
タクヤさんとユウキさんは晩ご飯がまだということで、食べに。JOJOもまだ来ていないので、一人で先に飲んでいた。
ビンタンビールの小!
飲んでいるとJOJOが来た。
タクヤさんとユウキさんは飯食いに行ってて、すぐ戻ってくるよ、と伝え、JOJOとマンツー飲み。
何を話していたか覚えてないんだけど、BARの前を通る人たちにJOJOが
マジックマッシュルーム?
と声をかける。僕もそれに乗っかる悪ノリ。
日本では違法のマジックマッシュルームはインドネシアでは合法らしい。やったことないけど。
そうしているうちにタクヤさんとユウキさんが到着。四人で飲む。
ビールを飲んでいたんだけど、アラクというインドネシアの焼酎を飲むことに。
米のアラクとココナッツのアラクがあるそうで、ココナッツのやつを注文。
試し飲みしたら、当然日本の焼酎と鼻に抜ける香りが違う!
芋焼酎みたいにフワッと鼻にくるんだけど、しつこくない。
アラクをショットグラス一つで回し飲みする。それが地元人の飲み方だって。ストレートでもいいし、何かで割ってもいい。今回はスプライトで割ってみた。
欧州や米、豪州を旅したタクヤさんに旅のアドバイスをたくさんもらった。
旅で必要なのはやっぱりポジティブな心だ。
楽しく飲んだ。
タクヤさんとユウキさんは友達を空港に向かえに行くということで、BARを去ってしまった。
残ったのは僕とJOJO。
JOJOはクラブに行ってもいいし、帰ってもいい、お前次第だ!と言ってくる。
でもお金はないようなので、クラブに行ったらJOJOの分も僕が持たなきゃならない様子。
昨日行ったクラブではエントランスフィーで7万5千。それを二人分。さらに何か飲んだらプラスで増える。
クラブなんて行く必要はないな~。
タクヤさん、ユウキさん、JOJOと飲めただけで十分楽しかったので、さらにお金を出さなくてもいい。そして、アラクのおかげでいささか酔っ払った。
JOJOにその気持ちを素直に言うと、じゃあ帰ろう、と。
BARで別れて、一人でホテルへ。
楽しんだ余韻かなかなか寝付けなかった。
