長くいた宿をチェックアウトし、ウブドへ行くためにシャトルバス乗り場へ。
11時の約束より少し前に到着すると、係りのお兄ちゃんが時間より早くバスを呼んでくれた。
その場所からは僕だけしか乗らないようなんだけど、ホテルへ行って乗客をピックアップしていくらしい。
でもそれが大変で!道が細いのに一方通行などにしていないから、両側から車が来るとあーでも、こーでもしてなんとか進む。
クタからウブドまでバスの乗車時間は一時間なんだけど、クタから出るのに三十分かかったよ。
全員ピックアップし終えて、ウブドへ!
バスは遅れを取り戻すためにぶっ飛ばす。
ウトウトしていたら、ウブドに到着。早いね。
バスから降りると、チープホテル、チープホテル!と客引きが熾烈。思っていたのと違うな~。
もう決まってるんだ!と振り切って進んでいく。別に決まってないんだけどね。
ネットで調べた「デウィアンターラ」という宿にしようとは考えていた。一泊9万ルピア。
その前にご飯を食べようとしたら、
むむ、ほとんどのレストランが高い!!
一品で2万ルピアはする。
ウブドって高いぞ!って言われたけど本当に高いな。
比較的安いところで食べた。
そこでデウィアンターラの場所を聞いて、向かっていると、日本人女性に会った。
名前はメグミさん。今年、大学を卒業して一年で世界一周しているそうだ。
メグミさんの泊まってる宿は、長く滞在することを条件に8万ルピアだそう。安いじゃん。
連れて行ってもらうと、WiFiもあるし、結構いい。僕の場合は12万の部屋を一週間近くいる条件で10万に。キレイだし、ホットシャワーだし、いいだろ。
「ワリニ(warini)バンガローズ」
宿が決まって、メグミさんと旅の話をする。
彼女は日本人バックパッカーに会うのは初めてらしい。
アジアは過去にも何度か回っているそうで、東南アジアを回ってからインド、中東とアフリカ、最後に南米ルートらしい。
そんな話をしながら喫茶店へ。
メインストリートから少し外れた場所にある喫茶店。アイスコーヒーが一杯1万ちょっと。
大学で社会福祉を学んでいたというメグミさん。社会福祉というと老人介護を真っ先に思い浮かべてしまうけど、その領域はかなり広く、専門性も高いらしい。
介護、精神ケア、児童など、民間企業もあれば公務員の特別枠なんかもあるとか。
そんな話をしていたらあっと言う間に日が暮れた。
メグミさんは用事があるようなので、別れて一人でウブドの街を散歩。街自体はそんなに広くない。
三十分したかしないかくらいで散策終了。
しかし、真っ暗だ。
道中で、伝統舞踊がちらほらあって、「ケチャ?ケチャ?」と声をかけられた。鑑賞料7万5千ルピアらしい。うーん、悩むな。
また、困ったのは安い飯屋が見つからないこと。
カフェや白人向けの高い店ばかり。
一旦宿に戻ってネット調査。
すると、中心より離れたところに安くて美味しい店がある情報を得て、そこへ向かう。
二十分くらい歩いたかな。
「マナガマドゥ」という店に到着。
ナシチャンプル(ご飯やフライドチキン、野菜炒め)が1万7千ルピア。しかも美味しい。
なかなかいいじゃねっすか。
食後にソイジュース。
ただ、歩きでは少し遠い。毎回二十分はきついな。
道中にこんな像もある。
もっと近くて安い飯屋を見つけねば…
ということで明日の明るいうちに散策だ!