なりあやの韓国シネマ留学記 -4ページ目

なりあやの韓国シネマ留学記

2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

明けましておめでとうございますニコニコ

 

中国で年越し、昨日(1月2日)、韓国に戻りました。

 

写真は白頭山の頂上。

北朝鮮と中国にまたがる山ですが、今回は中国側から。

中国では長白山というそうです。

 

天気はこれ以上ないぐらい良かったけど、寒すぎてゴーグルはずせず。

左がわたくしです。

 

 

12月29日から4泊5日の旅。

ハンギョレ統一文化財団の主催で、尹東柱の生誕100周年を彼の故郷でお祝いして、大みそかと元旦、連日で白頭山に登ろうという企画。一般の参加者と、記念行事に出る関係者とのツアーでした。

 

29日:仁川空港→長春空港→中国・延辺(延辺朝鮮族自治州)

 

仁川空港朝6時半集合だったにもかかわらず、延辺の中心都市、延吉市に着いたのは夜でした。

仁川空港から長春空港は2時間ちょっとと、意外に近いんですが、そこから延吉までバスで5時間!

 

ガイドさんは「中国は広いから5時間はたいした移動じゃない」と、かるーく言ってくれました。

ガイドさんは朝鮮族の若者。

かなりずっと冗談言ってました。

 

長春空港も、延吉も、5時間も移動しても、吉林省だそうです。

たしかに、ほんとに広い。

というわけで、1日目は移動だけで終わりました。

 

明日から日本なので、続きのブログ書けるかな。隙間の時間でトライします。

メリークリスマス!と言ってそれらしいことはほぼないんですが。

 

昨日(24日)会った友達に「メリークリスマス!」って言ったら「ミリ(미리) クリスマス」って訂正されました。

ミリは韓国語で「前もって」という意味で、25日の前の24日だから、という。ほんまか。他で聞いたことないけど。

 

昨夜はちょっとでもクリスマスらしいものと思ってチキンを食べました。普段からしょっちゅうチキンを食べる韓国人にとってはクリスマスといえばチキンみたいな発想はあんまりないらしい。飲めればいいというオッサンたちの会だったので、チキンまではOKしてくれたけど、ケーキは却下されました。「クリスマスは子どもの日」だそうです。あきらめきれず、さっき近所で買ってきた(笑)

 

 

前回中途半端に触れた修士論文の話ですが、

具体的には、最近のドキュメンタリー映画を通してみる民族学校の現在をテーマにするつもりです。

 

2006年の「ウリハッキョ/우리학교」以降、韓国の監督が撮る民族学校関連のドキュメンタリーが増えていて、その作品の内容、作られた背景、実際の民族学校の現状、日韓で配給や上映がどうなっているのかも含めて、探りたいと思います。というのも、今、在日コリアン関連で注目されるのは、朝鮮学校無償化の問題だと思うんですが、今年は大阪朝鮮高級学校無償化裁判で原告勝訴の判決が出て、来年にも最高裁の判決が出るのではという雰囲気です。日本でも韓国でもそれなりに注目されるだろうと思いますが、誤解の多い民族学校について、ドキュメンタリーを通して理解を深められる部分があるのではという思いです。わたし自身が、民族学校にほとんど足を踏み入れたことがなく、これらのドキュメンタリーで知った部分(それも偏っているとは思いますが)があるのと、単純におもしろい作品が多いというのも理由。

 

教授には劇映画のほうでもいくつか提案しましたが、

民族学校関連のドキュメンタリーのほうがタイムリーなのと、新聞記者だったわたしの経歴からしてもアプローチしやすいだろうという判断です。

 

「ウリハッキョ/우리학교」(2006)
「60万回のトライ/60만번의 트라이」(2014)
「ウルボ 泣き虫ボクシング部/울보 권투부」(2014)
「でんげい/이바라키의 여름」(2015)
「蒼のシンフォニー」(2016) ※これはたしか監督が在日コリアン
を中心に
「海峡を越えた野球少年/그라운드의 이방인」(2014)
「航路 ハンロ/항로-제주,조선,오사카」(2015)
 
にも触れる感じで考えています。
 
その他、無償化裁判を追うドキュメンタリーもあって、今まさに撮っている最中ですが、その話も入れたいなと。

年が明けたら本格的に始動しますニコニコ

 

修士論文のテーマが決まりました。

在日コリアン関連はゆるぎないですが、劇映画でなく、ドキュメンタリーのほうです。

これまでやってきたことの延長線上で、お知り合いの皆さんにもご協力お願いすることがかなりありそう。

個別にご連絡しますが、よろしくお願いします!

教授は「1月末までにざっと資料を集めて、目次を出すように」とのこと。

冬休みとか言ってられないようです。

 

さてさて、本題です。

今年は、詩人尹東柱生誕100周年の年です。

誕生日の12月30日、出身地(中国の延辺)で開かれる記念行事に参加することになりました。

 

詩人尹東柱誕生100周年日中韓行事

「尹東柱と彼の時代」

 

というもので、

12月30日は、午前中、尹東柱の通った中学校や詩碑などを訪問。午後は故郷の家を訪問し、お墓参り。夜は講演と座談会。

 

わたしは専門家ではないんですが、新聞記者時代に同志社大学の詩碑や映画「東柱」の取材をしていたこともあって、日中韓の座談会に参加することに。日本の専門家が参加できなくなって、代打です。かつて『尹東柱評伝』は読んだんですが、たぶん韓国語で話すだろうし、時間のない中でもなんか準備しようと思って、こんなの買って読みました。

 

 

小学生向けですが、けっこうしっかりしてる。

そして、ずっと行こうと思って行けてなかった「尹東柱文学館」にも。

 

 

最寄り駅は景福宮駅ですが、駅から歩くのはちょっと遠くてバスで。

2012年にできたそうです。

日本の警察に押収されたまま行方知れずの物が多く、展示はそれほど多くはないですが、学生時代の写真など、彼の生涯が垣間見える展示になっています。

 

詩集『空と風と星と詩』を出そうとして(日本統治下では出せず、亡くなった後に出版されました)、冒頭に書いた『序詩』。

何度読んでも、いいな。

韓国語ですが。

 

서시

 

죽는 날끼지 하늘을 우러러

한 점 부끄럼이 없기를,

잎새에 이는 바람에도

나는 괴로워했다

별을 노래하는 마음으로

모든 죽어가는 것을 사랑해야지

그리고 나한테 주어진 길을

걸어가야겠다

 

오늘 밤에도 별이 바람에 스치운다