なりあやの韓国シネマ留学記 -28ページ目

なりあやの韓国シネマ留学記

2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

【住むところ】

 

韓国留学をするにあたって、気になることの一つが、住むところでしょうか。

わたしは、わりとどこでも生きていける人間なので、実はあんまり気にならないんですがニヤリ

 

周りの方が心配してくれて、再三、「家決めた?」と聞かれるので、今月下旬、入学の手続きもあるので行って決めてこようと思います。

 

とりあえず、これまで2回の留学を振り返ってみたいと思います。

 

1回目:語学留学(2002年)@高麗大学

 

そもそも、なぜ高麗大学なのか?

語学留学で、一番みんながよく行くのは、延世大学。

2002年はまだ韓流ブーム前なので、そこまで日本人は多くなかったですが、それでも延世大学は多く、避けました。

でも、高麗大学でも十分多かった。

 

高麗大学があるのは、ソウルのどちらかというと北東の方。

東大門の近くです。

6号線(茶色)の安岩(안암)とか高麗大(고려대)が最寄り。

語学堂は安岩の方が近くて、わたしも最初はそっちに住んでました。

 

当時は、下宿(하숙)が主流でした。

個室があって、お風呂とかトイレ、食堂は共同。

朝と夜のご飯付きです。

最近はあんまりないみたいですね。

語学堂の事務局で勧められるままに、決めました。

まぁまぁ居心地は良かったですが、欠点は、日本人が多いこと。

最初は心強いけど、せっかく韓国にいるのに日本人同士で毎食顔を合わせるのは良くないですよね。

 

それが原因というわけではないんですが、通い始めたテコンドーの道場が下宿から遠く、半年ほどで道場に近い方のワンルームに移りました。

なぜならテコンドーは週5で、しかも夜なので、下宿の晩ご飯の時間に帰れない。

もったいないなと思って。

テコンドーは、別に韓国語のために通ったわけではないんですが、韓国人しかいない道場だったので、結果的に韓国語が急速に上達しました。

学校では習わない言葉もいっぱいあって、例えば腹筋は윗몸일으키기とかね。

語学留学でも、空き時間は韓国人しかいないところに飛び込むことをオススメします。

 

師範にはほんとにお世話になりました。

下宿のご飯にありつけないのをかわいそうに思ったのか、しょっちゅうご飯に連れて行ってくれて。

道場以外の人にわたしのことを話す時は「ウリ アヤ(直訳すると、わたしたちのあや)」って言ってくれるのがうれしかったなぁ~照れ

そういうことの積み重ねで、韓国が好きになっていったんですね。

一言ではとても説明できない。

 

下宿もワンルームも、5万円ぐらいやったっけ。

肝心の値段を覚えてない。ごめんなさい……

 

2回目:交換留学(2005年)@成均館大学

 

成均館大学は、何がいいかって、場所です。

大学路(대학로)。小劇場がいっぱいあるところです。

演劇、ミュージカル見放題口笛

学生街なので安くておいしい店もいっぱい。

 

駅で言うと、4号線(水色)の恵化(혜화)。

距離的には高麗大学からも近い。

なので、2002年の留学時もけっこうよく遊びに行ってました。

 

交換留学なので、本来は寄宿舎に入れるはずなのですが、行った時がちょうど建て替え工事中で、ワンルームに住みました。

最初は誠信女大入口(성신여대입구)。

恵化から2駅のところ。

学校側が勝手に決めた所で、ワンルームに二人。

もう一人も日本からの留学生でしたが、ワンルームに二人は、さすがのわたしもちょっと厳しかったな。

プライバシーゼロやからね。

 

その後、家具をごっそり譲ってくれるという人がいたので、地理的にはソウルのど真ん中、漢南洞(한남동)へ。地下鉄も1号線(青色)の漢南駅があるにはあるんですが、バスの方が便利で、もっぱらバスに乗ってました。

 

2回目の留学は書けることが少ないなぁ……要は、遊んでました(笑)

 

法学部でしたが、授業はどっちかというと大学院の授業に出てて、社会人(裁判官とか弁護士とか)がけっこう来てました。

なので、夜の授業が多いんですね。

教授の方針で、なぜか毎回大学路のスンデクッパ(순대국밥)をみんなで食べて、それから大学に移動して授業っていうのもあったな。おかげでスンデクッパ中毒になって、いまだに一番好きな韓国料理を聞かれるとスンデクッパと言ってしまいます。みなさん授業前でもソジュ(韓国の焼酎)を飲んでました。しかも、授業が終わると、やっぱりまっすぐ帰るのは難しくて、カラオケ行ったり屋台で飲んだり。楽しかったなぁ~

会社法とか家族法とか、韓国語で発表もしてたんですけどね、全然覚えてないわ。

 

今度こそ、ちゃんと勉強します……

 

一昨日(1月7日)、「不思議がいっぱい 韓国」著者、中野葉子さんのトークイベントに行ってきました照れ

大阪・鶴橋のKspコリア学院で。

ここは昨年オープンした多目的スペースで、韓国関連のイベントも月に数回やってる模様。やってるのが親しい面々なので一度行ってみたかったのが、かないました。ありがとうございました。

 

葉子さんは2011年から2014年にかけての3年間、ソウルで暮らされました。

その時のブログが元になったのが、この本です。

 

 

生活に密着した話題から美術館巡りや地方旅の話など、幅広いですが、それぞれ「へえ」と思わされるデータやエピソードが盛り込まれていて、読み物としてもおもしろいですが、韓国についての新たな発見もいっぱい。

 

それもそのはず。

葉子さんは、毎日、韓国の新聞5紙を読んでらっしゃいました。

だんなさんが新聞記者のソウル特派員(尊敬する大先輩です)というのもあって。

わたしもこれから留学ですが、毎日、読んで1紙かも……がんばります。

 

そもそも葉子さんがブログを書き、本を出版されたのは、ソウル在住時に、あるギャップに気付いたから。

 

日本に一時帰国して本屋をのぞくと、嫌韓本がずらりと並んでる。

一方の韓国ではそんなことはなく、むしろ日本についてかなり多面的に報道している。

 

わたしもまったく同じです。新聞記者として韓国報道にたずさわりたいと思ったのは、まさにこのギャップが理由。日本人の中には「韓国人は日本人を嫌ってる」と思い込んでる人がかなりいるようですが、それは日本の偏った報道によるもので、実際は全然。政治や歴史に関して良く思ってない人はもちろんいますが、当然やし、それと日本が嫌いとか日本人が嫌いとかいうのは、だいぶ違う。わたしだって朴槿恵さんは最初からあんまり好きじゃなかったし、もっと言うと安倍さんも好きじゃないけど、それと韓国、日本が好きとか嫌いとかと、違いますよね。

 

日本の韓国報道は政治に偏りすぎと、ずっと思ってます。

もっと多面的に報じてほしい。

 

と思って、文化記者という立場で韓国文化について報じることを心がけましたが、なかなか、社内的には、趣味的な仕事と思われがちでした。難しいですね。

社外に出て、引き続き努めます。

 

葉子さんがいらっしゃった頃(2012年)、大統領選がありました。

朴槿恵大統領が誕生した時です。

今になると、なんで韓国の人たちは朴槿恵を選んだのか、という疑問がわくかもしれませんが、葉子さんいわく、当時は分からないでもなかったそうです。

 

その最も大きな要因は、父、朴正熙大統領の時代に、韓国が飛躍的に経済発展した点にあるそうです。電話の普及や高速道路の建設が一気に進み、「豊かになった」という印象が強く残っている。葉子さんの周りでは朴槿恵支持の方が意外に多かったそうです。

 

実は、わたしは当時、富山にいたのですが、なんとか韓国大統領選に絡みたくて(笑)、富山大の留学生に取材していました。韓国人の在外投票は2009年の法改正で実現し、大統領選では前回が初めてでした。留学生たちは、駐新潟総領事館(新潟市)が最寄りの投票所で、雪道をバスで往復8時間かけて投票に行きました。その留学生はみんな対立候補の文在寅(ムン・ジェイン)さんを支持。というか、わたしの周りの20~30代は、ほぼ文在寅さん。少子化で若者が少ないから、なんか多数決って不平等やな~と思ったのを覚えてます。

 

今年は大統領選の年。

最初の留学の2002年も大統領選の年で、盧武鉉大統領が誕生する劇的な選挙でした。

しっかりウォッチしますおねがい

 

 

 

 

現在、有休消化中ですが、昨日は大阪本社に出勤してきました。

 

冬ソナ続編の記事が、夕刊で使われるということで。

 

 

http://www.asahi.com/articles/ASK154WNTK15PTFC00G.html

 

http://www.asahi.com/articles/ASJDP5607JDPUCVL01B.html

 

紙面では一面でした。

トップは慰安婦問題(少女像設置)についての記事で、その下に「冬ソナ続編 ブーム再び?」という……なんという組み合わせびっくり

 

何人かに「載ってなかった」と言われましたが、

大阪本社管内先行で、東京本社管内は後日の予定です。

 

この記事、大阪本社所属の先輩の「冬ソナ2ができるって本当?」という一言で取材が始まりました。正式な発表はいっさいないのですが、雑談レベルでこんな取材をしてると知り合いに言うと「脚本家を知ってる」と(笑)。すぐにつないでくださって、釜山国際映画祭の出張に合わせてソウルに足を伸ばし、お会いしてきました。脚本家は女性二人で、韓国芸術総合学校映像院(한국예술종합학교영상원)の出身。国立です。監督も俳優も、いっぱい輩出してます。韓国の数ある映画教育機関の中でもトップ中のトップ。

 

例えば昨年の青龍映画祭では、映像院出身のこんな方々が受賞してます。

ナ・ホンジン(나홍진)監督←日本で今年3月11日公開予定の「哭声/コクソン」。

パク・ソダム(박소담)……女優助演賞

パク・チョンミン(박정민)……新人男優賞←日本で今年夏公開予定の「東柱」。

 

冬ソナの脚本家の二人も、もともとは映画づくりを考えていたようですが、冬ソナのヒットで、その後も二人ペアでドラマの脚本を書きつづけてます。

 

自分の話に戻りますが、朝日新聞社の所属は今月いっぱいですが、出してる原稿は、あと残り2本。

まだまだ書きたいのがあるのはあるんですが、9月着手で1月掲載という有り様なので、断念しました。どこか他で書く機会があれば~

 

ほぼほぼ終わりということで、朝日新聞社でどれくらい韓国関連の記事を書いたのか、データベースで調べて、記録に残しておこうと思います。

データベースに載らないことがあったり、そもそも署名がなかったり、ダブルカウントになったりということもあって、正確な数字ではないですが、ざっくり。

 

署名記事720本中、「韓国」という言葉が含まれる記事は124本。

9年弱の在籍で。

入社以来「韓国」の担当がついたことはなく(特派員以外、そもそもそういう担当はない)、一貫して、機会ある限り韓国関連の記事を書くということをしてきました。

そうは言っても、奈良、富山の計5年間はそもそも韓国ネタがほとんどないし、大阪、東京でもメインの担当でそれなりに忙しいので、ネタはごろごろあっても手が回らなかったり。

 

辞める理由は細かくいっぱいありますが(同じくらい辞めたくない理由もあるから悩みに悩みました)、一つ、最も大きな理由を言うと、もっと韓国がやりたい。ということに尽きます。

 

ありがたいことに連日、送別会、壮行会ですが、先輩同期後輩の皆さんが「韓国出張の際は通訳翻訳コーディネーターやってね」って、声をかけてくださいます。わたしの将来を心配してというのもあると思いますが……実はけっこう憧れてました。昨日会った同期は「生殖医療に関しておもろいネタあったら」と、具体的でざっくりしたオーダー(笑)

 

先輩同期後輩、みんな記者なので、さすが、突っ込んだ質問が多い。一番は、辞めて留学してどうするのか。考えてないわけではなく、むしろ色々考え過ぎてるんですが、おいおい、ご説明させてください。もちろん、その場では、みんなしつこいので、ちゃんと答えてますニヤリ