行った時間はランチだったりディナーだったりバラバラですが、すべてのお店でカレーを食べました。
まずは三鷹駅北口徒歩5分くらいの呑み屋が集まっている路地にある「肉やきじゅんちゃん」です。
L字型カウンターで6席~7席程度と店はかなり狭くてプロレスファンの店主さんが一人で作業しています。
肉料理が基本でランチもやっている場合もあるみたい。
この日は金曜日だったので、1杯だけお酒を呑もうと生ビール400円を。
つまみはじゅんちゃんサラダ(ハーフ)400円。
キャベツメインのサラダに肉そぼろが乗っていて、付け合わせにもつまみにも相性がよろしい。そんなサラダです。
うし肉焼き(OZ)400円。
一番基本メニューの肉焼きは、赤身のレア感と歯応えのバランスが良い感じ。若干ローストビーフ感覚で食べることができます。
お酒のつまみでももちろん良いのですが、300円でごはんセット(ごはんとスープ)が付くのでお酒を飲まない人でも十分に楽しめるのではないかと。
店内備え付けのテレビではバラエティ番組が流れていて、店内の壁とか至るところにプロレスのポスターやらなんやらがところ狭しと凝縮している感じです。
個人的にはプロレスにはあまり興味が無い(子供の頃にあったプロレスのTVゲームは楽しかった)のですが、店主さんとの距離も近いしプロレス好きな方が行ったならば相当楽しいんじゃないかと思いました。
そして本日のメイン「じゅんちゃんカレー」800円を。
とろとろに煮込まれてほぼ形を無くした肉が入っていて、ルゥは見ての通り割りと粘度はたかめです。
辛さやスパイシーさよりもマイルドさが前面に出たカレーなので、一緒に出してくれた辛さ調節用の卓上スパイスを適量振りかけてちょうど良い刺激感を作りつつバクバク食べ進めて、気がつけば完食となっていました。
会計は2000円。とてもリーズナブルです。
ガッツリ肉とお酒を楽しむもよし、肉とご飯を楽しむのもよし、1杯呑んでカレーを食べるもよし。となかなか選択肢の広いお店です。
ご馳走さまでした。
続いては「かれー工房むさ志」です。
場所はJR中央線日野駅から徒歩で10分強のちょっとだけ行きづらい所にありますが、パーキングが付いているので車で通りがかった際にスッと入りました。
店内は壁に向かう感じでコの字にカウンターがあって、テーブル席はありません。
あらかじめ店内入り口の券売機で食券を購入して、配膳口に出すと調理が始まります。
恐らく店主さん一人でやっているのかな。しばらくすると店主さん自ら木のトレーに乗ったカレーを配膳してくれました。
野菜カレー600円+ご飯大盛50円です。
舟のような形のお皿に盛り付けられたカレーは色合いが鮮やかで見た目で楽しめます。
付け合わせは自家製であろうピクルス。キャベツとニンジンメインで歯応えも酸味の具合も箸休めには最適と感じました。
具材は野菜カレーというだけあって、肉類は入っておらず、ニンジン・ナス・ブロッコリー・レンコン・カボチャ・シメジ……だったかな。
少し甘く感じる恐らく日本の家庭的なアレンジがなされている欧風カレーと野菜の組合せが優しげで何となくホッとする味わいです。
卓上には辛みスパイスがあるので、食べている途中で刺激を求めてパッパッと振りかけて勢いをつけて完食となりました。
場所的にハンデが少しあるかと思うのですが、味も値段もなかなか良いお店でした。
ご馳走さまでした。
外観はこのような感じなので、入り口上の看板だけ見て歩いていると「バードメン」だと思ってしまい通り過ぎる可能性があると思います。(事実僕は1度通り過ぎてしまいました)
店内はカウンターのみで狭く、5~6席程度。
メニューは辛来飯(カライライス)のみとシンプルでご飯多め少なめ、ルゥ多めや玉子ダブルが追加で選択できるというラーメン二郎にも似たメニュー構成となっています。
タマネギや野菜から出た甘みを感じて一瞬だいぶマイルドだな。と感じますが、後から僅ながら薬膳ぽいスパイスも混じった複雑な辛みが追いかけてくるようなそんな味わいです。
昭和21年の創業当時から味は変わっていないらしいので、歴史の重みを感じつつパクパクと食べて完食となりました。
味は若干単調になりがちではありますが、量はそこまで多くないのが奏功して飽きが来るはるか前に食べ終わるという。
店内は僕以外常連さんみたいで厨房にいる男性と雑談しつつカライライスを食べていました。
あと、先程食べログでお店を見てみたら「掲載保留」となっていたので、ひょっとしたらもう閉店してしまったのかも知れません。
個人的には歴史あるカライライスを1度食べられて良かったなぁ。といったところです。はい。