光来(新宿区) | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

光来に行きました。


平日の夜のことです。




新宿西口に老舗ながらとても安くてお酒まで呑めるラーメン店がある。との情報をSNSで見て「是非行ってみたい」と思ったワケです。




新宿西口と言えば昔はライブハウスの「ロフト」があって、レコード屋さんというかCDショップの「ライカエジソン」「ビニール」なんかがあったりする場所。


ラーメン屋さんで言うと、武蔵・中本・ラーメン二郎新宿小滝橋通り店なんかがあったりします。




そんな街に創業50年の中華そば屋さんがひっそりと……表通りでも無いので「ひっそりと」と言えない事も無いですが、外観は微妙に派手と言うか、個人経営のお店では無いような……仄かに資本系の匂いがする雰囲気。


新宿駅西口改札を出てから10分以内で到着します。




店内はほぼ満席という混み具合でした。




昭和28年………1953年創業かぁ。65年の歴史があることになります。




中華そばが¥400と激安。老舗で激安の中華そばと言うと三鷹の「旧江ぐち」「現みたか」を思い出させて期待が高まります。




店内入り口には券売機があって、老舗っぽさは無いのですが、目当てのメニューは現金対応らしいことを確認しました。




コレです。


お酒+おつまみ3点盛+餃子+中華そばでなんと¥980。


千円札を1枚財布から抜いてカウンターに着席します。




水はセルフで。厨房内には男性店員さん(おそらく店主さん)と外国人女性のコンビ。


「チョット1パイセット」であることを告げると飲み物を聞かれます。


生ビールを注文。




ラーメン屋さんのカウンターで生ビールを。


多分人生で数えきれないくらいあるシチュエーションだとは思いますが、こんな瞬間がいつも好きなんです。




おつまみ的な3点盛り。


内容はザーサイとカットされたチャーシューとネギなのかな。一応3点になります。


適当に3点盛りをつまみながらビールを呑んでいると、冷凍庫から大型の業務用プラスチックトレーに入れられた冷凍餃子が出されて、そのまま並べて焼かれていました。


多分通常メニューの「パリッと餃子¥200」と同一だと思いますが、まぁそういうモノなのでしょう。




餃子は当たり前ながら手作り感は皆無ですが、皮が薄めで商品名の通りパリッと焼かれていて、ニンニクの風味も効いていてビールに良く合います。


餃子やザーサイでビールを呑んで、適当なタイミングでラーメンを作ってくれるようにリクエストしました。




〆のラーメン。通常価格だと¥400なのかな。


クラシカルなビジュアルが何となくホッとさせます。




スープも透き通った鶏ガラ+液体油というモノで、パンチはありませんがゴクゴク飲んでしまいます。


スープが多めに注がれているのも嬉しい。




具材も味の面で特筆すべきところはありませんが、チャーシュー・ほうれんそう・固茹で玉子・ナルト・メンマといういかにも「昭和の中華そば」と言うイメージにしっくりくるようなラインアップで。


価格から考えるととっても豪華です。




麺もオーソドックスでこういったラーメンとは相性の良い少し黄色く縮れた中細麺。




突出したところはありませんが、歴史もあるし老若男女に長く愛されるラーメンなのだろうなぁ………と、思ったりもしました。


でも、僕地元なのにこのお店の存在を今まで知らなかったんです。


生まれてから大学出るまでずっと過ごした地元で昭和28年創業のお店を知らないってあり得るのかな。食べ終わって店主さんにストレートに聞いてみました。


したら元々は中野にお店があって移転して来たんだと。そりゃそうですよね。ホッとしました。


少し興味が湧いたので調べてみたら元々中野に光来軒というお店があって、点心とか食材製造する会社を設立。その会社が直営で新宿西口に出店したという経緯みたいです。


なので低価格&業務用冷凍餃子だったのですね。なるほどなるほど。


色々あるとは思いますが新宿西口で¥1000で満足できるお店であることは変わらないので、また機会を見つけて訪問したいと考えますです。はい。