『中国経済 2022』第3回 工業② | 奈良の鹿たち

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『中国経済 2022』

第3回 

 「工業②」

 

 

工業の中でも、今やITAI関連産業が国の工業力の指標となっています。まさに中国はこの方面でも世界の先頭を走っていて、米国をもしのいでいる部門はたくさんあります。

IT戦略は世界経済を支配すると言われていますが、まさに中国の経済、政治支配が強まっていきそうです。

<パソコン生産台数(万台)> 

(中国国家統計局 中国統計年鑑2021年度版)

世界のノートパソコンの95%は中国製です。今後はベトナムやタイなどの東南アジア諸国が中国を抜き、世界最大の生産地になる見通しです。中国で生産されパソコンの大半を、台湾企業が担っています。

 

<携帯電話生産台数(万台)> 

(中国国家統計局 中国統計年鑑2021年度版)

低価格で品質も良いため、国内のみならずインドや東南アジアの低所得者を中心に圧倒的な人気を誇っています。

スマートフォンなどの電子機器の生産拠点としての役割を、世界中のメーカーから一手に引き受けてきた中国。米国との貿易摩擦や人件費の高騰、そして国内需要の急増などによって、「世界中のスマートフォン工場」としての立場が変わり始めています。

 

<集積回路生産個数(百万個)>

(中国国家統計局 中国統計年鑑2021年度版)

中国の半導体生産は、表では伸びているがその内容は厳しい。、中国勢により製造したICのシェアはわずか約6%(2019年)。仮に、海外企業の中国工場や子会社を含めても約16%にすぎない。中国政府が掲げる「(海外勢の「中国製造」分を含むと推測される)2025年までの半導体自給率の70%達成」という目標にはほど遠い。加えて、米中間の競争や対立関係も成長減速の要因になりえる。

 

<産業用ロボット生産台数(台) 中国・米国・日本>

(日本ロボット工業会)

中国は、米国と日本を合わせた台数を上回っています。

それに引き換え、米国と日本は国内生産力の停滞で台数が伸びていません。

しかし、中国は世界最大のロボット市場であるが、国内ブランドの技術力が弱いことが課題とされる。

また、高度なロボットの製造に不可欠なコア部品でも国内ブランドのシェアが低いとされる。これらのコア部品については、国内ブランド企業も多く参入しているが、外資トップ企業との技術力の開きはいまだ大きい。 しかし、中国企業の実力も向上しており、国産ブランドとその他ブランドがシェアを拡大している。

 

<太陽光発電モジュール生産 2018年>

(資源総合システム)

中国メーカーは世界最高のコスト競争力と、世界最大の国内市場を背景に市場を席巻してきた。

2019年には世界トップ10のうち8社を中国メーカーが占めるという圧倒的な地位を築いている。

2018年はシェアーが7割強だったのが、2019年には8割を占めるようになった。

2021年の現在では、日本市場における中国メーカーのシェアは50%を超えている。

 

 

   

   「日本経済指標と米国経済指標」  http://www1.odn.ne.jp/keizai/

   「中国経済指標」                           http://www1.odn.ne.jp/china/

 

 

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次回は『中国経済』  第4回  「IT・AI」

 

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(担当E)

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