『北海道の地質的景観』
第10回
<白滝 黒曜石>
(黒曜石)
遠軽町旧白滝村の赤石山にある旧石器時代からの黒曜石の一大産地。約300万年前(鮮新世)にできた幌加湧別カルデラの内部やカルデラ碧に、約220万年前に流紋岩溶岩が噴出し、水で急激に冷えて固まるときに溶岩の一部が天然のガラスである黒曜石となりました。黒曜石は急激に冷えたため結晶の粒がなく、細石刃(さいせきじん)に加工されました。
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次回は 第11回「夕張炭鉱」
(担当 G)
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