『生物の変遷と進化』第31回 類人猿の出現 | 奈良の鹿たち

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『生物の変遷と進化』第31回

<2303万年~258万年前>

(新生代/新第三紀)

「類人猿の出現」 

 

(類人猿 ボノボ)

 

類人猿

原猿類に対して、真猿類の中でも人に近い仲間を類人猿といいます。類人猿にはチンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザルがいて、ヒトも類人猿に入ります。これらの共通の祖先である最古の類人猿は、2,500万年前に生きていた北ケニヤで発見されたカモヤピテクスといわれています。テナガザルは共通祖先から2000~1600万年前に分岐しました。その後1500万年前にオランウータンと分岐し、1000万年前にゴリラと、800万年前にチンパンジーと、700万年前にヒトと、200万年前にボノボと分岐しました。チンパンジーやボノボは、遺伝子的には99%は人と変わりません。

霊長類(原猿類ー真猿類ー類人猿)

 

 

 

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次回は 第32回「猿人の出現」

 

 

(担当B)

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