7月3日(木)

6時半に目覚めたので朝からお洗濯をする。
それから朝食を食べ、シュタイフというぬいぐるみの店に行き、姪っ子のために羊のぬいぐるみを買っていざケルンへ。

壊れたトランク、愛着があって捨てられず、お土産入れにして一緒に持って行ったんだけどこれが大荷物でむちゃ大変。親切な人に何度か手伝ってもらって階段の上り下りをなんとかクリア。
ベルリン中央駅からいざ出発!
今度はもっと余裕をもってベルリンに来たいな。
そしたら強制収容所にも行けただろうし。美術館や博物館も見たいところたくさんあったのに。とても一日じゃ回りきれない。

しかしさすがに疲れが出て来た。ちょっと微熱があるみたい。
病気持ちの身で2週間ドイツ一周はある意味無謀ね。
でも今しかないしな。しょうがない。
電車に乗ってる間とホテルで眠る時間が唯一の休息。
あと現金がつきてきた。ドイツというかヨーロッパは物価が高い。
カード払いができるところはいいけど博物館とか美術館とか教会とか城の入場料はカードじゃ無理だし(一部OKだけど)、各市内交通も高い。誰かユーロを恵んでくれ。

さて、ケルンの大聖堂はほんとにほんとに信じられないくらい大きかった。
見上げると首が痛いくらい。
しかも精巧な装飾がいたる所に施されていて見飽きることは決してない。
またケルンでは4711という香水屋さんが有名。お土産に買って帰る。

夕飯にカードが使えるところを探す。なかなかお目当ての店が見つからなくて途方にくれそうなときにやっと見つける。
ケルン特産のケルシュビールとウィンナを頼んだんだけどこのウィンナがでかいでかい。
掌から肘くらいまで、約1/4m。
付け合わせのじゃがいもサラダもすごい量。
なんとかウィンナは食べ切ったけどじゃがいもサラダは半分以上残しちゃった。
ドイツで問題なのは食べ物の量だな、多分。
ユースホステルでは親切で愉快なオーストラリア人と優しいブラジル人と同室に。
少しは英語話せてよかった。

夜、悪夢をみる。大好きな人が遠くへ行っちゃう夢。

目覚めは気分が悪くなった。
7月2日(水)

今日はハンブルクからベルリンへ行く日。
でも昨夜寝たのが遅かったので朝しんどくてなかなか動けず結局昼から行くことに。

そして今日の大事件はトランクが壊れたこととホテルの部屋が取れてなかったこと!!
トランクはチャックがしまらなくなりました。
初っ端から傾いて大変だったのである程度予想していたんだけどこれは困った。
そしてホテルは系列のホテルをたらい回し。でもなんとか部屋を確保できました。
ホテルの手違いってことで大人数部屋を一人で貸し切り。


しかし、そのせいで時間を食って行きたかったところに行けなかった……。
それはナチス時代の強制収容所。
ザクセンハウゼン強制収容所に行く予定だったんだけど、バスの本数が少ないうえに遠くにあるので間に合わなかったのです。以前来たときにノイエンガメ強制収容所には一度行ったことがあるんだけど今回も予定にいれてただけにがっかり……。

ドイツに行くなら強制収容所に一度は行くべき。
あそこの空気は何かが違う。言葉がわからなくても必ず何かを感じます。
食らうダメージも相当です。
戦争の惨事なんて一言じゃすまされない出来事があったことを、今もあることを、私たちにひしひしと伝えて来ます。
Arbeit macht Frei……労働は自由をもたらす、の鉄看板の向こう側。
私たちは被害者だったかもしれない、そして同時に加害者だったに違いないから。

で、そのかわりに壁博物館に行った。ベルリンの壁について考えさせられる。
いろんな写真がそこで起こった現実を物語る。
もちろん中にはうれしい出来事もあったんだろう。引き裂かれた家族の再会とか。
けどやっぱり胸苦しい気持ちは消えなかった。
壁を越えようとした幾人もの人が銃殺された事実が重くのしかかる。
ベルリンは巨大都市。
過去の忌まわしい出来事も飲み込んで今がある。
ベルリンの壁ってほんとになんだったんだろうな。
私は今も答えを見つけられずにいる。

壁博物館の後は旧東ドイツの信号のシンボル、アンペルマンギャラリーへ。
実はホストファミリーにアンペルマンのTシャツをもらったんだ。
アンペルマン。ほんとにかわいい。今も一部の信号がアンペルマン。

それから壊れたトランクの代わりに新しいのを買うべく閉店ぎりぎりのモールへ。
なんとかいいのが見つかって一安心。高くついたけど。

夕飯にはベルリン名物ベルリーナヴァイゼの赤(ビールと木いちごのリキュールのようなものをカクテルしたもの)を飲んで巨大ピザと格闘して(もちろん負けてお持ち帰り)ホテルに帰って寝ました。

ベルリンでのテンションは上がったり下がったりと大変だった。
病気持ちにはよろしくない。
が、来てよかった。
と、思います。多分。。
7月1日(火)

今日は午後からハンブルクへ行く日。ホストファミリーとはここでお別れ。
朝から昼までホストファミリーの家で一人でまったり過ごし、仕事を終えたアンゲリカと学校から帰って来たユディツと私、3人で昼ご飯を食べて、ハインツがお仕事を途中で抜けてきてくれてさよならの挨拶。
家の近くのブレーメンLesum駅からお別れ、のはずが線路の側で火災発生で電車が動かずブレーメン中央駅まで送ってもらうことに。
切符を買うのを手伝ってもらったりしながら、再会を願ってお別れしました。
なんだか急に寂しくなったな。
私のホストファミリーはとっても温かい人たちだから、一緒にいる時間はとても素敵。
その分、お別れすると寂しさが増す。

でもでも、まだドイツにはあと一週間ほどいるんだから!
気を取り直して旅を続けよう。

ハンブルクでは動物園にいってトラを見たり、ミヒャエル教会の塔にのぼる。
ハンブルクは運河の港町。大きな湖とたくさんの船。大きな市庁舎。
今まで書いてなかったけど、どの街に行っても市庁舎と教会は歴史的建造物できれい。
そうでなくてもおそろしくきれい。
ハンブルクには消防船なんかもある。
赤くてなんだかかわいい。そしてレストランになってる。
それから港の倉庫街をみたりする。

夕飯を食べるレストランを探していたら、ペルー人のおじさんが親身になって探してくれて一緒に夕飯を食べることに。
スパニッシュの魚料理を頼んで食べようとしたらやっぱり量が多い!
おじさんたら、自分は家で食べるって言ってたくせに私が食べれないと見るや一緒になって一つの皿をつつき出すのです。
おいおい金払え。
今思うと親切な人だったけど一種のたかりだったのかもな(笑。やられた。

夕飯後はまたミヒャエル教会の塔に登って夜景を眺めました。超きれい。
なんか今時期は夜はバーをやっていて、教会の上でお酒飲めちゃうんだ。
シャンパン飲んでまったり。
しかし帰り道がわかんなくて(だって真っ暗なんだもん)どうしようかなーとか思いながら適当に道を歩いてたらばったりホテルに行き着いてよかったです。

あちこち歩いてたのでホテルについたのは12時過ぎ。
ホテルのシャワーがここでは個室じゃなかったので入るのを断念。
夜も遅いし、疲れたのですぐに寝ました。
睡眠薬飲まないと眠れないので飲んだんですけどなかなか寝付けなくて、次の朝に響いちゃうことになるのですがそれは次のお話で。