おはようございます。
奈良のフードビジネスコンサルタント 中田雅博です。
休日読書ブログです。
今日紹介するのは、『神様がくれた背番号』です。
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この方のブログ で紹介されてました。
大阪は天王寺のホームレスのケンちゃん。40歳を迎える夜、夢の中に神様が現れます。
そして、ケンちゃんの夢を叶えてあげると言います。
なんでも世界の神様達が決める「人間大賞」に選ばれたのだとか・・・。
その理由がいいです。「生まれて一度も嘘をついていないこと」が高く評価されたのだそうです。※この物語を象徴するエピソードだと思いました。
そして、寝ぼけ眼のままケンちゃんは、「世界で一番野球がうまい40歳になって阪神タイガースで活躍で活躍したいです」と言います。
翌朝、キャッチボールをするとびっくり!すごいボールを投げます。打ってはホームラン級の打球を連発!
あれやこれやと話は進んで、ケンちゃんは「阪神タイガース」の選手になります!
なにせ“神様仕込み”の実力ですので、ケンちゃんは連日の大活躍。
いつしか、ホームレス仲間の希望の星になります。ケンちゃんの友達でもある近所の小学生にも勇気を与えます。
その年のリーグ優勝を果たし、日本シリーズで3勝3敗で迎えた最終戦。41歳の誕生日を迎えたケンちゃんの魔法が解けてしまいます。
そう、神様との夢の約束は、40歳でしたから・・・。
普通の人に戻ったケンちゃん。それでも最終回の守備につくのです。
その姿を見て、ホームレス仲間は今度は自分自身に希望を求め、もう一度一歩踏み出す勇気を最後にもらうのです。
その人が“特別な力”を持っているからではなく、その人の一生懸命な姿に、人は心を動かされるのですね。
そんなことを教えてくれる物語でした。
それから・・・、
星野監督が率いてリーグ優勝をした頃のタイガースのメンバーが実名で登場します。たぶん、選手のキャラクターもそのままではないでしょうか。
私は、熱烈な阪神ファンではありませんが、選手たちの言動に楽しませてもらいました。金本選手のアニキぶりがよく出てました。(笑)
面白いです!
★4つです。
感謝!
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。