おはようございます。
フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。
諏訪の土産物店で、珍しい売場で足が止まりました。
なんと、「鹿肉」のコーナー。
○積まれていたのは、「鹿肉の缶詰」。
※「鹿といえば、奈良」。
奈良県民の私は、即座に反応しましたよ!
○鹿の角のディスプレイと共に、目に飛び込んできたのが、『鹿食之免』の札。
![フードビジネス・コンサルタント 中田雅博の繁盛経営ブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120720/11/nap2006/9e/fc/j/t02200293_0800106712088769347.jpg?caw=800)
そういえば、諏訪大社をお参りした際に、『鹿食之免』の説明ボードがありました。
・・・で調べてみると、
◎『鹿食免』(かじきめん)とは、
「仏教の教えが肉食を禁じていた時代(江戸時代)に、諏訪大社が肉食の免罪符として『鹿食免』というお札を発行していたそうです。このお札を持っていると、シカ・イノシシなどを獲って食べても罰せられなかったそうです。
なるほど・・・。
近年は、日本鹿が増えすぎて困っているのが実情らしく、田畑への被害もあることから『有害鳥獣駆除』の措置が取られているとか・・・。
そこで、地元・諏訪では諏訪大社の『鹿食免』にちなんで、狩猟により捕獲した鹿を『ジビエ料理』として、普及させようという取り組みがなされているそうです。
なるほど、なるほど!
伝わりましたか?
かなり、はしょった説明ですが、そういうわけで、「鹿肉のコーナー」があったわけです。
☆こういうストーリーを理解して、共感すると、あまりなじみのない食品にも手を伸ばそうかなあという気になりますね。
◎『ジビエ料理』は、フランス料理の定番らしいですね。
「フランス料理を手軽に家庭でも味わえます・・・」 ※こういう切り口で訴求することもできますね。
まさに、『ストーリーで売る』販売方法です。
ところかわれば、食文化も習慣も様々です。
“郷に入れば郷に従う”のごとく、旅先で地場の料理を食べるのも楽しみの一つですね。
奈良の象徴的存在の鹿を食べるという発想は、私には毛頭ございませんが・・・(笑)
あっ、北海道(知床だったかな?)では、「鹿肉バーガー」が販売されてましたよ。
※これも、“ご当地バーガー” ・・・かな?
(昨日のブログと話がつながります)
感謝!
最後まで、ブログを読んでくださり、
ありがとうございます。