釜山旅行3-7 | 初老精神科医なおざう

初老精神科医なおざう

教員をやめ、中年で再受験して、今や初老精神科医。仕事はぼちぼち。ピアノのおけいこ、読書、お酒、その他の日常を記して行きたいと思います。

最終日

帰りに利用するクイーンビートルは15時出航で13時からチェックインできるので、チェックアウトしたあと、徒歩で釜山駅方面に向かい、途中でゆっくり食事をして釜山港国際旅客ターミナルまで向かうことにする。Queen Beetleは以前より価格が上がり、また、1日1便になったため、少し利用しにくくなったがやむを得ない。大型連休中ということもあって、燃油付加運賃と港湾使用料も合わせて1人16900円であった。でも、時間的には利用しやすい時間に設定されている。

 

韓国では昨日(5月5日)が子供の日で、今日(5月6日)が振替休日になっているようで、食堂も休みになっていないか心配だったが、行こうと思っていた済州家という店は幸運にも開店していた。南浦洞にも店があり、日本人客が多く混んでいることが多いようだが、釜山駅そばの店は10時過ぎということもあって比較的空いていて、日本人らしいカップルと、韓国人の1人客がいる位だった。アワビ粥が有名な店だが、アワビ入り海鮮チゲと甘鯛の塩焼きを注文した。

 

 

 

海鮮チゲ 後ろの小皿の赤く見えるホヤの塩辛が美味だった。

 

甘鯛の塩焼き 

 

 

チゲは一人で食べるのが一般的なのか、甘鯛の焼き物にちょっぴりウニの入ったワカメスープが一つついてきた。少し薄味かな。甘鯛は少し焼きが強かったが、韓国では魚をしっかり焼く傾向があるようだ。主菜もおいしかったが、付け合わせおかずのホヤの塩辛が非常においしかった。ホヤを初めておいしいと思った。当然飲まない訳にはいかない。ビールや焼酎もそれぞれ4000ウォンと、一般的な相場の5000ウォンより安く、とても良心的である。スタッフのお兄さんもフレンドリーで、次に来たときは、生うにのビビンバを食べたいな。

 

さて、とりあえず満足したが、釜山名物のテジクッパを食べていない。今日は朝食を抜いているので、釜山駅の近くのテジクッパ店に行く。12時近くになっていて、長い行列の待ち客がいる有名店もあるが、その隣の店が辛うじて開いていたので入店する。韓国語でカートは店の前においてくれと言われたようだったので、指示に従い入り口に置く。座った席から観察できるので大丈夫である。

 

テジクッパ9000ウォン 部位は肉とスンデと内臓と選べるようである。無難に肉だけを注文する。

 

アミの塩辛で味付けをする。ニラや白飯も入れて食べる。青唐辛子やニンニクは要注意。

 

匙や箸を置く紙がテーブルの脇に置いてあった。

 

スープは少し塩味の味付けがあったが、生臭さはなくすっきりしていて、おいしかった。

釜山に来たらやはりテジクッパははずせない。

何軒かテジクッパの店が集まっているので、食べ比べたいものである。

 

その後、13時過ぎに釜山港国際旅客ターミナルに行ってチェックインし、出国審査の手前の所でタクスリファンドの手続きをする。東横インでもらった書類を出し、還付を受けるクレジットカードの番号を記入するだけ。1000円位はもどって来るのかな。大した手続きではないので、ある程度の額になるなら申請しても良いと思う。

 

円安だし、免税店では海苔をちょっとだけ買った。キムチも欲しかったが見つけられなかった。

 

釜山港国際旅客ターミナルの近くの高層ビル

 

クイーンビートル

クイーンビートルは、事前に条件付き出航という連絡が来たこともあって、波が高くそれなりに揺れた。近くの家族連れの乳児がずっと泣いていてかわいそうだった。船内の売店の飲み物はカメリアラインよりずっと高い。生ビールもハイボールも600円。釜山ですでに飲んできたので、おとなしく寝て過ごした。

 

何日か休みがあるなら、価格も安いし、カメリアラインを利用したいものである。

いずれにしても、久しぶりの釜山は楽しかった。釜山駅周辺の土地勘も戻ったので、また行くつもりである。