釜山旅行3-3 | 初老精神科医なおざう

初老精神科医なおざう

教員をやめ、中年で再受験して、今や初老精神科医。仕事はぼちぼち。ピアノのおけいこ、読書、お酒、その他の日常を記して行きたいと思います。

翌日、食い意地の張ったかみさんは、東横インの朝食を食べに行ったが、エレベータが混雑してなかなか乗れず、大変だったとのこと。なおざうは昨夜コンビニで買った乾きものとマッコリの残りでしのぎ、満を持して11時に南浦洞近くの食堂に行く。

 

13階の客室からの景色

 

南浦洞にある彫刻(休息するお父さん) 韓国でも父親は大変だ。

 

徒歩15分位のところ。かみさんの歩きがのろいので、そんなに遠くはない。google mapでいろいろと調べ、結局、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)が食べられる店を選ぶ。

 

オモニ カンジャンケジャン

 

オモニ カンジャンケジャン(お母さんのカンジャンケジャン)という店である。入り口は広くないが、清潔そうな店である。12時前だったが、先客もいる。乳児をつれた若い日本人カップルのようだ。

 

カンジャンケジャン定食(22000ウォン×2)とビール(5000ウォン)を注文。アワビの醤油漬け1個(10000ウォン)と焼酎(5000ウォン)も後で追加した。

 

カンジャンケジャン定食(人物は消してあります)

 

オーナーらしき女主人は、日本語はあまりできないが、フレンドリーで、カンジャンケジャンを切るのを手伝ってくれた。日本人客が私たちの後、更に1組入店したが、韓国人の客も何組かいて、賑わっている。カンジャンケジャンは寄生虫や鮮度に注意しなければいけないが、新鮮で生臭さはなく、とてもおいしくて酒も進んだ。かみさんはカニは面倒なのか、付け合わせのおかずで出てきたイシモチの焼き魚がおいしいとしきりに食べていた。キムチ、パジョン、キノコのあえもの、スープなど、付け合わせのおかず(パンチャン)だけでも十分である。

11000ウォンだとカンジャンケジャンのない定食になるようで、地元客らしい韓国人の中高年女性2人客がたべていた。

追加のアワビの醤油漬けもそこそこの大きさのものが出てきた。先日、久しぶりにアワビの刺身が食べたくなったため、自宅の近くのスーパーで、同じような大きさのアワビを思い切って買ったが1380円であった。安く提供しているからと、刺身には造ってくれず、ただ殻からはずしてくれただけだったので、なおざう自ら切って食べた。やはり釜山の方がアワビは安価に食べられるようだ。

辛い物が苦手でなければ、韓国旅行は食べ物がおいしいのですばらしい。4年半ぶりに来た甲斐があったというものである。

 

店の伝統を自慢する掲示物 1982年創業 おいしい店に選ばれたとかいろいろ書いてある。