釜山旅行3-1 | 初老精神科医なおざう

初老精神科医なおざう

教員をやめ、中年で再受験して、今や初老精神科医。仕事はぼちぼち。ピアノのおけいこ、読書、お酒、その他の日常を記して行きたいと思います。

久しぶりの釜山旅行である。

(前回の釜山旅行記は途中でそのままになっています。すみません。最後の日は南浦洞の店でワカメとアワビのスープを食べて、ビートルで帰ったと思います。)

 

コロナ禍は完全には収まっているとはいえないが、先の短い年寄りとしては、体力と時間のある時に行きたいところに行かなければならない。円安であるし、語学の問題もあるし、現在、海外で行けるところは釜山しかない。福岡県に住んでいるのはありがたい。コロナ禍で、釜山に行ったのは2019年の9月が最後だから、4年半以上経っている。当然パスポートは切れていて、新しく取得した。ウォンが現金のまま30万ウォンほど残っていた。Cashbeeカードはまだ使えるかな。

 

4年半の間に、いろいろと便利になっている。以前は携帯wifiを借りたため機器の授受が面倒であったが、データのみの利用であれば、韓国の携帯電話会社のe-simカードを契約して、携帯に事前に入れておいて、韓国入国時にonにすれば良くなった。これを今回利用したのだが、後で調べると、povoを契約していれば、プランを購入すれば海外データが利用できるようである。割安なようだし、次回から利用しようと思う。

 

当直の仕事の後、直接、博多港国際ターミナルに直行して、かみさんと落ち合う。時間と費用の関係から、行きはカメリアラインを利用することにした。払い戻しができないスペシャルというプランを利用、会員登録したので、1人あたり、運賃4500円+燃油1100円+出国税1000円+ターミナル使用料500円=合計7100円である。博多から広島まで新幹線では8570円かかるから、それより安い。笑。新幹線が高いとも言える。

 

博多港の出国手続きは、福岡空港の手続きよりはるかに簡単である。手続きを済ませて乗船したが、大型連休中ということもあって、船内はかなり混んでいて、日本人が大部分である。船内のラウンジスペースはすでに占有され、缶ビールを手に楽しそうに宴会を始めている人たちがいる。しばらくして、食堂が開いたので、キムチチゲ定食を食べる。メニューはこれ一つ。キムチは甘くなく、韓国風の味付けで、酒のつまみに丁度良い。1000円。店内の自動販売機は、缶ビールが200円、売店の角ハイボールも200円。良心的な価格で、船の中ですでに飲みすぎてしまった。部屋は2等船室で、10数人入れる大部屋、ほぼ満員で、家族連れもちらほらいる。昼間はまだいいが、帰りの夜行で利用するのはやっぱり辛いな。

実は、帰りもカメリアラインを利用しようと考えて、スペシャルプランを購入したのだが、さすがに夜行は辛いと思い、キャンセルしてビートルに変更していたのであった。払い戻しできないため、一人当たり運賃4500円を損したが、運賃以外の諸費用は返還される。一等の個室がとれない限り、年寄りの夜行利用は無理である。

 

比較的大きい船ということもあり、ほとんど揺れを感じず、18時30分過ぎに釜山に到着。

韓国での入国審査は、指紋や顔写真を撮られてそれなりに時間がかかり、入国したのは19時30分頃だった。

 

日本人客が多く、釜山の国際旅客ターミナルでタクシーは見当たらなかったが、以前と違い釜山駅までの道路が整備されていて、徒歩で行きやすくなっていた。このため、釜山駅まで徒歩で移動した。かみさんがのたのた歩くので、15分以上かかったが、普通に歩けば10分位だと思う。4年半の間に高い建物が立ち、道路が整備されて見違えるようである。博多港より立派じゃないかこれは。

 

キムチチゲ                      

 

対馬

 

 

釜山国際旅客ターミナル出口              

 

釜山駅までの歩道