について勉強中です。
この一週間、カメラを横にいつでもCallが掛かれば飛んでいく日々です。
私たちが取材しているのは、マークアントニー等誰もが知っているラテンミュージシャンの広報を担当しているLEDA。
彼女に密着し、セレブの広報担当者とはどんな人かを伝えるドキュメンタリーです。
Titleは 「All Publicity is Good Publicity」です。
ちなみに、LEDAのクライアントにはAubrey O'Dayと言った今注目の若手ミュージシャンやDJらが含まれています。
http://www.aubreyoday.com/
→Aubrey O'DayのHP
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=50839991→DJ
Spin One
ラテン文化を背景に持つNYの子達にとっては、名前を聞くだけでWow!な人々ばかりだそうで、誰それを取材できることになった・・と言っては、叫び声がこだましています
LEDAの仕事柄、スケジュールが非常に流動的。
マンハッタンで取材のはずだたのに、ナゼかブルックリンでレコーディングしている…。
予定していた、部下の取材が、食中毒でキャンセルされる…など。
ネタは尽きませぬ。
そして今も、カメラを脇に、Goがかかるのをひたすら待っている状態です。
さて、このドキュメンタリーの授業は2月中旬よりスタートし、この1週間は撮影期間です。
今回はフルバージョンではなく、5分程度のTrailerに編集することが目的です。
来週からは編集し、3月22日(なんと私の誕生日)にスクリーニングというスケジュール。
Feature Film も Documentaryも作り手としては、伝えたいメッセージが核にあり、作り方自体はあまり変わらない。
と、何かの文章で読んだ覚えがあるのですが、実際にやってみると明らかに違うものだと分かります。
「伝えたい何か」は作り手として持ちつつも、それを引き出すためにわざわざ舞台を設定したり事件を起こしてはウソになってしまうので、事前に先生から受けるクリニックでは、その点のチェックを重ね重ね受けました。
例え、取材対象者からの提案だったとしても、ドラマティックなシチュエーションを作るために意図的に場を設定してはならぬと。
要は、「やらせ」厳禁ということでしょうか。
特に、人間そのものを伝える場合は必然的に取材対象の生活に入り込み、プライベートな部分まで撮影しなければならない。
その際にとても大事なことは、クルー全員を信用してもらうこと。
信頼関係次第で、いいシーンが取れるかどうかが決まりますから。
その点、細心の注意を払ってプロジェクトは進行していきます。
個人的に、とても勉強させてもらっているのは、取材対象者⇔取材クルーとの連絡の取り方です。
主に連絡を取ってくれているNYっ子たちは、コミュニケーションの天才なんじゃないかと思われるほど、相手の心を掴みます。
(お陰で、私たちのチームはDPもEditorもプロの人の協力を得ています。)
メールの書き方一つ、お互い気持ち良い状態で居られる為の一言が含まれていたり。
本当に勉強になります。
さて、このプロジェクトを通じて実際に作業している内容を少しだけ詳細を書いてみます。
<この撮影の為に完了した資料>、
・Pre Script (何を取材するかが書かれた書類。シナリオが書かれているわけではありません。)
・Release関連の契約書
・カメラマン・エディターとの契約書
・Mayor's Officeでの市内撮影の承認
・Locationに関する契約書(お店等私的なスペース内での撮影)
・CALL Schedule
・Music Releaseに関する契約書
<Pre/Post Production>
・Pre Interview
・Formal Interview
・On the Fly Interview →★今はこの辺を作業中
・Sound Bite/Footage(上記以外の収集)
・テープおこし/構成の資料作成→Editorへ渡す
・音楽挿入
・登場人物の名前や聞き取りにくい部分のサブタイトルを入れる
・Opening/End Credit
<チームメンバー>合計6名
・Ylenia、Yadira、Erica(3人は元々NYUで知り合い)、わたし。
後はDPのダグラスと、エディターのフェリックス。
<使用機材>
・Panasonic DVX100
・ライティング
・ブーンマイク/ワイヤレスマイク
<編集>
・Machintosh Final Cut Pro
うーん。
未だコアになるインタビューを全て取り終わっていないことを考えると、ヒヤヒヤものです…。
先日授業でNickが、「ドキュメンタリーだけでは食べていけない。」と明言していました。
もし、ドキュメンタリー専門の作家になりたいなら、他にも手に職をつけておいた方がいい。
実際、私たちのクラスの担任のANITAは、アカデミーに2回ノミネートされる程の実力を持ったドキュメンタリーのプロデューサーです。
「事実を伝えよう」という情熱の元長い年月をかけて完成され、私たちの目に触れることが出来るドキュメンタリーフィルム。
その舞台裏の苦労を知った今、半分寝転びながらドキュメンタリーはもう観れないなぁ…。
レコーディングスタジオでの撮影中。
手前が新人ミュージシャンの James Kinneyです。