はじめての方は 自分を知る① 人間の七つの要素 から順番にお読みください。

 

 

 

 
今回は少し愛の具体的な側面についてお話したいと思います。
 
 
 
例えば、仕事で営業をしなければならなくなった場合について考えてみましょう。
 
 
商品やサービスを一般のお家に訪問して売らなければいけません。
初対面の人と会って、さらに自分の会社の商品を売込まなければならない、これは普通に考えただけでもストレスになりますね。
「やだな〜、この仕事向かないな」
誰でもこのように思います。
 
 
この時、原動力となるのが前々回お話した3つのエネルギーです。
 
 
前々回の記事はこちら
 
 
 
欲望のエネルギー、思考のエネルギー、愛のエネルギーの3つでしたね。
 
 
これらのエネルギーをこのケースに当てはめてみましょう。
 
 
 
欲望はこのように思います。
 
「確かにきつい仕事かもしれない。しかし、今の私にこれ以上稼げるような仕事があるのか? この仕事は歩合制だ。とにかくたくさん売らなければ儲からない。じっとしていてもお金は入ってこないぞ!100軒あたれば1軒ぐらい契約は取れるはずだ。動け動け、とにかく働いてお金を手に入れろ!」
 
そして、出来る限り、1軒でも多くお客さん訪問したり電話をかけたりします。
 
 
 
次に思考がどのように動くか見てみましょう。
 
 
 
思考はこのように考えます。
 
「たしかにこの仕事はきつい。しかし、先輩も同僚もいるのだ。もし、この仕事が不可能なものなら彼らにも不可能だし、彼らが出来ているなら自分にも出来るはずだ。成績の良い先輩やうまく契約の取れた同僚から方法を聞けば良い。きっと何か要領の良いやり方があるだろう。
それに、自分が一番成績が悪い、なんてことは御免だぞ。上司や同僚からバカにされるなんて耐え難い屈辱だ。とにかく、私が一番になるんだ!」
 
そして、先輩や同僚から色々情報を集めながら、いろいろな法則性やデータをもとに営業回りを始めます。
 
 
 
最後に、愛はどのように思うでしょうか。
 
 
 
愛はこのように思います。
 
「この世の中には、この商品を必要としてくれる人がいるのだ。必要のない人に買ってもらうことはできないが、この商品によって困っている人を助けたり、喜んでもらったりすることもできる。私が儲かるかどうかは二次的な問題だ。とにかく、この商品によってお客さんの不便が解消されたり、不安が安心に変わったり、喜んでもらうことが一番大切だ。また、ただ売るだけではなく、いろいろ意見を聞いてより満足度の高い商品に変えていかなければならない。喜ぶ人が増えるということは、私にとって最も好ましい報酬だ」
 
このように考えて、出来るだけお客さんの話を聞き、信頼を得て、商品がもっとお客さんの満足につながるような改良を加えていきます。
 
 
 
この三人の中で、誰が営業として成功できるでしょうか?
また、
ストレスなく仕事を続けることができるのは誰でしょうか?
 
 
 
 
このように考えたとき、愛のエネルギーで動くことが私たちにとってもっとも自然で力強いということが分かります。
 
 

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