年の瀬が近づくとゆず湯と忠臣蔵が恋しく
なります。先日、国立演芸場・講談かぶら矢
会で聴いたのは義士外伝「出世の刀鍛冶」
でした。
主人岡島八十右衛門の恥を晴らさんものと
中間直助は赤穂を出奔、大阪の刀匠津田
越前守助広のもとで修行、後に名刀匠近江
守助直と名乗り、主人岡島に自ら打った刀を
送るという物語(講談師 一龍斎 貞山)
今日放送されたNHKEテレ「日本の話芸」は
講談「赤穂義士本伝より 大石東下り」
でした(講談師 神田松鯉)
素性を隠す、武具運搬をするために関所を
通る大石内蔵助は近衛家用人の垣見左内
の名を語る。ところが神奈川の宿で本物の
垣見佐内と出くわしてしまう
赤垣源蔵徳利の別れ、神崎与五郎股くぐり
と並んで私が好きなお話です
時代劇では九条家用人垣見五郎兵衛だった
りもしますね。一番最後に見たのは西田敏行
さん演じる垣見五郎兵衛でした
日本の話芸は2回再放送されます
11月30日月曜 NHKEテレ15:00~15:30
12月5日土曜 NHK総合午前04:30~5:00