浅草三昧、後半の部は初めての木馬館。一見劇団の
公演にゲストは宗山流胡蝶家元。見に行くきっかけ
になったのは宗山流扇さんのブログ。↓
http://ameblo.jp/8fan/entry-11514722928.html?frm_src=thumb_module
「踊りだけの会」は敷居が高いし、大衆演劇は見た
事がないので、演劇と踊りが一緒ならばいいかもと
行って参りました。前の部は大入り満員。
※追記です
狂言は日替わりで、土日は昼夜でも出し物が変わる
そうです。料金はお手頃1600円、月に何回も楽しめ
る様になっているのですね。
その他には立役、女形、組合せをその場で決めたり、
狂言、舞踊をお客さんのリクエストによってで決めた
りと、サービス精神満点です。
今月は28日日曜日がリクエスト大会
21日は昼夜ともに大入りでした。
私は「踊りはよくわからない、だから見たくない」
という悪循環に陥ってまして・・・
ビデオが普及し始めた高校生の頃。最初に録画した
のは「歌のベストテン」、歌舞伎「与話情浮名横櫛」
阿川泰子コンサート、地唄舞でした。歌舞伎はその
後も見る様になりましたが、地唄舞の良さがわかる
訳もなく、踊りは退屈だという印象が残りました。
今から思えば、なんで高校生が地唄舞を録画する?
って感じですが。
でも、今回は充分楽しめました。私流の解釈として
地歌、長唄、常磐津、清元など慣れ親しんでいない
曲がバックだと「理解しよう、鑑賞しよう」と義務
感が強くなり楽しめなくなっていた様な。現代曲だ
とすんなり入れて、口ずさめたり踊りを楽しむ余裕
が出来たのだと。
これで「鑑賞するなら古典であるべき」という先入
観は無くなりましたね。楽しむ事が芸能の原点だと
気付かされました。
それと、プロですね。一晩だけのお稽古でお芝居が
出来てします家元、振り付けが出来てしまう座長。
翌日、感想を演劇好きの義父に話したら喜んでまし
た。「小さい小屋は面白いんだよ、いいもの見て来
たね」一晩だけの稽古と話たら「あ、口立てだね。
身についているから出来るんだよ。相当に苦労して
ここまで来たんだろうね。次行くなら誘ってくれよ。
苦労た人ほど面白いんだよ。一杯飲みたいね。」
次回は耳が遠くなった義父と出掛けます。