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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ


いえ、下ネタではありません。



1991シボレー・カマロ



◯オートクローザー動作不良


懇意のショップさんからの依頼
クーペボディの(古!)リアゲート
もっと古い言い方ですとリフトバック(笑)ですな。
あ、あれはトヨタさんのネーミングでしたか。



当時のカマロも
それこそ絢爛豪華な装備をしていたもので
リアゲートをパタンと閉じると
そこからモーターのチカラで「グイーッ」とロックしてくれる
オートクローザーが既に装備されていました。
今ではスライドドア等で当たり前に装着されている
オートクローザーですが、四半世紀前に
標準化されていたとは、豪華なものですね。



但し、構造が複雑化すれば
トラブルの要因が増えるのは必然・・・
よる年波(車齢?)によって動作不良を起こしたのでした。




先日から直轄のリレーを交換して様子をみたり
してはいたのですが・・・好転しないようで
根本的な原因を探る必要が出てきました。




ゴッツイアッセンブリー(笑)
お・・重い・・・
最近はハンダゴテより重いものを持っていないので
これは堪える。




基本的な断線点検等は既に済ませたとの事で
とくに問題点は見つからず。
配線図を元に
今一度システムを頭に入れてゆきます。




残るはココ
反転スイッチボックス。
これでモーターの極性を入れ替える。
トランジスタ回路を使わず、機械的にモーターを
反転させる・・・こういった構造を考える人って
ホントに頭が良いですな。
なるほど合理的かつ頑丈だ。



この反転スイッチも
既に「なまちゅう」・・・生産中止でございます。
運良くデットストックに行き当たるか
リビルトもありますが妙に高価でイマイチ
そちらの「買う気スイッチ」が入らず
当然デッドストックもあるはずないです。



ならば、ヤルしかないです。




慎重にカシメをドリルで取り去ってゆきます。





中は、住宅壁面の「電灯スイッチ」によく似ています。

やはり頑丈さにこだわれば
この造りが一番なのでしょう・・・そう「電灯的」なつくり・・・





スパーク防止のグリスがたっぷり詰め込まれていますが
一部「炭化」した箇所あり。
ムム・・・




スライドする接点。
見ての通り、かなり接触抵抗が発生していて
熱による変色とグリスの劣化。
よく見ると接点の当たり方にムラがある。



犯人はこの中にいる!
(小藪千豊は関係ないです)



接点磨き、グリス交換 etc... これで後10年は戦える。
バラバラのビスは、最組み立ての為です。





ご存知、タミヤ接点グリス。
ラジコン少年には必需品だった。。ああ無段変速。。。



実は中身は、日本有数の油脂メーカー製。
言う事無し!
ついてにタミヤニッパーはKeibaのOEMです。




電源ラインには
スイッチノイズ防止の為に
整流ダイオードが入れられています。
動作が少し不安定に思えましたので
こちらは消耗品と割りきって交換。





めでたくモーターと合体しました。





後はアッセンブリーに組み込んで
導通の再点検を行って納品。




「無事に復調しました」
との知らせを受けて完了としました。




重い仕事でした。
心の負担・・・それもそうでしたが「目方」の方も(笑)




これくらの重さなんて!
       骨の髄までシボレー! あれ?うまく落ちなかった??