フライングVなおそうや!これがギターのデッドorアライブ? -7- | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ



破損したネックの接合を
あれこれ勘考していたのですが
今回は、破断面の欠損が大きく
ピッタリと貼りあわせをする事が難しいと判断。


ビスによる補強を施すことにしました。


ビス止めのメリットは強度が稼ぎやすいのと
もうひとつ・・・
「修正可能である」と言う事です。


ネックのボトムで破断してることから
「せーのっ!」で貼り合わせたものの
少しの狂いが、ネック上端では大きなものとなり
センターずれを起こした日にゃ・・
「楽器として使い物にならない」
悲しい結果が待っております。


一旦、ビスで強固に仮止めの後
万が一センターずれが起こっても
ビス穴さえ塞げば、ある程度の修正は可能かと。
貼り合わせちゃったら、もう修正は無理ですから。


無論、出来る限り「一発」で決まるように
したいのですけどね。



かのフェンダーだって
当時は「ネックをビス止め」するなんて
もってのほかじゃあ!と鼻先で笑われた時代があって
でも、それが今ではエレキギターの
基本的な組み上げの要素となっていますので
木+金属って、案外グッド・コンビネーションなんでしょうね。




起用したのは「チタンビス」


鉄 - 丈夫だが質量が大きい 錆びる
アルミ  - 軽いが強度に欠ける 意外と錆びる
チタン - 高いが、質量も軽く強度十分・腐食しにくい
     関係ないけど、人体にも馴染む


木材と同等の質量とはいきませんが
鉄は内部に仕込むにはちょっと「重い」ので
ここはチタンが適材だと判断しました。


本当なら、地球連邦軍「ルナチタニウム製」の
ビスが欲しかったのですが GM
「軍機密だ」と言われ
売ってもらえませんでしたので、今回は
地球上で作られているチタンをチョイスしました。



5本くらいを手のひらに持っても
鉄のイメージに比べると驚くほど軽いです。
これなら、質量の偏りは防げると思えます。


あと、木部に埋没させるので
耐腐食性も必要です。
木の中って色んな樹脂分や微生物がいて
案外と腐食しやすい環境です。


トラスロッドを掘り出したら
「ボッロボロ」だったとかありますから。


病気や怪我で
骨格を「つなぐ」材料としても多用されているようです。
人体にも馴染みやすいんですね。


コレを自分の体に入れたいとは思いませんが
イザというときはお世話になるかもしれません。。。


10年ほどまえ
当時元気だった祖母の股関節が折れちゃって
(老齢の女性に多いらしい・・・)


緊急手術で、大腿骨端部をチタン製の
ジョイントに入れ替えたんですね。
しばらくして、祖母は元気に歩き回れるように
回復したのですが
数年前に大往生でこの世を去りました。


火葬を済ませ「骨上げ」の時にふと見ると
この人工関節が、そのまんま残っていました。


まったく腐食もなく
キレイな形状のままでしたので
その、耐腐食性を含んだ耐久性はすばらしいものだと
感心したものでした・・・
関節の怪我のことをしらない
遠い親戚の人たちは「何だコレ?」
不思議がっておりましたが・・・



パルテノン神殿の骨組みにも
チタンが置き換わっているそうで
耐久性が見込まれたのでしょう。



さてと・・・少しずつ進めて行きましょう。 



                    To Be Continued...