おお!すでに「首チョンパレス・ポール」の記事も10章になったですね。
ただ「ダラダラ続いているだけ」のような気もしなくもない?まっイイか。
前回、見事にサフェイサーのブリスターの前に
轟沈したわけですが・・・いつもは「ブチギレ」した後に
やり直しを決行することが殆どなハズなわたし・・・
今回は「あ、ハイハイ」とアッサリ踏ん切りがついたのでした。
写真を撮り忘れてしまいましたが
クラックした廻りを幅広にリューターでえぐり取ります。
クサビ状に木肌が出るまで、スロープがつく感じで
ブリスターの原因だったと思われる部分を
一気に取り去りました。
ただ、この「パテ埋めメソッド」を行うと
患部が拡がりがちになるのが最大の短所なんですよね。
それを嫌って、前回は失敗しちゃったんですけどね。
今回の主役「モリモリ君」
模型工作用のポリエステルパテ(ポリパテ)です。
柳沢慎吾さんも特別参加しています。
いい夢みろよ!
一口に「パテ」といっても
今回の2液型ポリパテ、エポキシパテ、1液型ラッカーパテなどなど
また細かく類別すると星の数ほどの種類があります。
今回のポリパテは
・硬化が早い
・ヒケ(後のヘコミ)が殆どない
・比較的切削がしやすい
・溶剤に強い
等の長所があり、自動車のボディ補修から
模型工作、今回の楽器修理(私だけ?)に
幅広く使われています。
短所は・・・
・ニオイがきつい
・気泡を含みやすい
・案外水に弱い
・無駄が出やすい
こんなところでしょうか?
あと削り粉も人体に有害なのでご注意を・・・
プラモデルメーカー「タミヤ」の
定番のパテは、もろに「1液ラッカーパテ」ですね。
最近はポリパテも発売しているようです。
今回のモリモリ君も
国内の模型用品メーカーが発売しているものです。
ポリパテを切らしていたので
新たに買い直そうと思った際
いつもはホルツのポリパテを買うのですが
今回は模型用はどのように使い心地が違うか
試したみたいと思ったのでした。
主剤と硬化剤をよく混ぜあわせます・・・
柳沢慎吾さんも参加していらっしゃいます。
このニオイ、この肌触り、これぞポリパテ 
板金修理に四苦八苦していた頃を思い出すわ・・・
5分ほどで硬化反応が始まりますので
手早く作業をしなければなりません。
特に夏場は、ちょっと中座していると
「あれ?」と、もう固くなり始めてしまうことも
あったりして、どれほどのポリパテを無駄にしたことでしょうか。
さっと患部に盛り付け。
意外に微妙なカーブの付近なので
ヘラ使いが難しいっす。
今回のモリモリ君、キメが細かくて
気泡も含みにくいですし
こういった細部の作業には向いていると思いました。
そのかわり、硬化後でも比較的柔らかい印象。
硬化が始まり、完全に固くなる前に
ナイフでおおまかな形を削り出しておきます。
続いて、サンドペーパーで形状を整えてゆきます。
■フェザーエッジの重要性
よくパテの削り出しで
凹んでパテを入れた部分だけ「ぽっこり」と
残してしまう人がいますが
これをやると、次のサフェイサー吹付けの段階で
パテと周辺の境目がモロ見えになってしまい
綺麗な補修はできません。
そこで重要なのは「フェザーエッジ」と言い
パテの周辺を「薄く薄く」、フェザー(羽)の先端のように
尾を引くように残すテクニックです。
言わば「パテのグラデーション」ですね。
図をみるとお解りいただけると思いますが
フェザーエッジを残すためには、旧塗膜の削り方に
工夫が必要で、フェザーエッジを意識したペーパーがけ
が大切です。
下地を良くするためには、その下地を良好に
その下地を良好にするためには、またのその下を良好に・・・
つまり、一番最初の基礎が大事だと言うことです。
私はこれを省いて失敗したのでした・・・当たり前ってか??
慎重に形を整えてゆきます・・・
フェザーエッジを残しながら、さらに薄く・・・
ホイ!パテ研ぎ完了。
わかりますか?患部の部分は
ポリパテがしっかり入り、その周辺は
極薄のパテが尾を引いて
下地が透けて見えますね。
この透け透け部がフェザーエッジです。
では今一度、サフェイサーをシューッと。
今回は一発で決まりましたよ!
もう自分でも継ぎ目がどこか
わかりません。
ふう・・・リカバリー完了です。
すこし患部が広くなってしまいましたが
こればかりは仕方がありませんね。
しっかりサフェイサーを乾かして
次の作業に移りましょう!
To Be Continued...









