梅雨爛漫?真梅雨?
やがてやって来る真夏に備えて
じゃんじゃん雨が降っております。
こんな時期のたまの晴れ間に
昔は自家製の梅干しを干していたものでした。
料理好きな祖母が行う、おなじみの光景だったのですが
その梅干しの塩辛いこと、殺人的な塩分でしたな。
昔の梅干しって、塩の結晶ができるほどの塩分で
猛烈な記憶が蘇ります。

梅の雨とはよく言ったものです。
梅干しの梅とは違うという説もありますけどね。
さて、Tech2をコンパクトにまとめようシリーズ
お次は、ボックスの内部を
Tech2の間
ノートPCの間
ケーブルACアダプターの間
この3層に仕切るため
仕切り板のストッパーを作ってゆきます。
イメージとしては、仕切り板を四隅のストッパーで
引っ掛けて留める感じですね。
あまり多段にしてしまうと
仕切り板が抜けなくなる恐れがありますが
そのあたりはトライ&エラーです。
四隅のストッパー
そうそう都合よく、そんなパーツが市販されているはずも無く
何かの流用も考えたのですが・・・
無いなら、作ってしまえ・・・
久しぶりの 「僕らの味方 Blade1 」
3Dプリンターで部品を作製することにしましょう。
ボックスの角、約10mmのRが付けられていますので
キレイにフィットしながら、肉抜きをして
製作時間の短縮と、材料の節約を考慮します。
自作で樹脂パーツを作るようになって
普段何気なく存在している身の回りの
樹脂製品の設計コンセプトを深く見るように
なりました。
「上手に肉抜きしてるなあ」
「このリプがあると軽量かつ強靭になるんだなあ」
数グラムの材料節約が
数万単位の製造個数になると
それは膨大な材料コストの削減につながるのでしょう。
また軽量化は、材料の節約だけでなく
輸送コストの削減に一役買うに違い有りません。
このところ、モノ作りの奥深さに
改めて感心することが多くなりました。
CADでの部品設計が完了したら
CAMと言うソフトウエアにデータを転送して
フィラメント射出の下準備をします。
3Dプリントでは「スライス」とも言います。
ここで、射出繊維の密度やスピードを
決定してゆきます・・・
そして、プリントアウトは「Slic3r」という
ソフトウエアに受け渡しして実行です。
CAD→CAM→プリントと
最低でも3つのソフトウエアを経由することになります。
慣れてしまえばどうって事もありませんが
最初は扱いに難儀をしたものです。
そして、頑張れ!ぼくらのBlade1!
キュイイイイン!
テストショットは、ラフト付きで行いました。
ラフトとは、部品下面にバリのようにはみ出ている部分
このラフトによって、プレートに貼り付いています。
蚕(かいこ)がまゆを作る時
最初に足場を作って、自分のまゆが転がらないように
しているのと似ています。
ラフトは必ず必要なものではなく
今回のような、底面積の広い形状でしたら
削除しても良いと思います。
逆に、卵型のような立体を作る場合は
ラフトを設けないと、積層の途中で
「コロン」と卵が転がってしまうことになります。
ラフトがぁぁぁぁ!くっついて取れないっ!
本来ならば、パリパリと簡単に剥がせるのですが
底面が広いせいで、ラフトが貼り付いてしまいました・・・
従って今回はラフト無しがベターかと。
外側からタッピングビスで固定するために
3Φの穴あけを設定しておきました。
ここに4Φのタッピングを通します。
こちらはしっくりと良い感じです。
よく聞かれるのですが
3Dプリンターで作ったパーツって
弱いでしょ?
それが、案外強いんですよ
それでは強度テスト・・・
床に部品を置いて
最も弱いであろう、三角の頂点から・・・
見せてもらおうか
3Dプリンターの性能とやらを・・・
うりゃあ!
シャア専用クロックスで踏みつけてみます。
体重 0.1㌧近い私が踏みつけても
ミシリともしません。
もっと意地悪して
板材を使って、テコの原理で荷重をかけます。
バカな!直撃のはずだ! 
床材は、鉄板に見えますが
鉄板風のクッションフロアでございます。
しかし、それでも数百キロの荷重はかけたハズ。
ええい!
3Dプリンター製の部品は化け物か?
化け物ではありませんが
3Dプリンターの積層方法は
「ハニカム構造」になっていて
軽量と高強度を兼ね備えています。
これにて強度試験終了 合格!
画像は、積層途中のストッパーですが
中が蜂の巣のように中空になっているのが
見えますね。
構造体の中で
最も軽量かつ高強度を実現できるハニカム
語源 Honey come ? で合ってますかね?
従来の樹脂パーツは
金型製法ですから、ハニカムは不可能で
肉抜きを徹底したり、リブを追加したりして
軽量・高強度を追求する形でしたが
3Dプリンターは、細い細い樹脂の糸を
積層する方法ですから、このような
中空構造が実現できる訳ですね。
大きな可能性の秘めた3Dプリンターという
ジャンルですが、最近はさらに低価格化が進み
NINJA FLEXなる伸縮性の新素材も
登場してきましたので、多方面への流用も実現できそうです。
NINJA FLEX いいなー
これでシャフトのブーツとか作れそうだなー


さてさて、樹脂部品を量産しなくては・・・
最低4個、三層なら8個必要です。
To Be Continued...













