そうだ!ギターを作ろうっ!(作らなきゃ) その12 | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ


本業の合間を縫って
コツコツと作業をしております。

さて、今回は「ネックの粗削り」
ネック製作で一番「楽しい・おいしい」場面ですね。

■2.5D的形状の捉え方・・


ネックのグリップ、最も手に触れる部分
ギターとの接点とも言いましょうか
ネックの握り心地、フィット感は
プレイアビリティに大きく影響するところです。

日本人は、欧米人に比べて小柄で
それにつれて手も小さい人が多い 
これは事実ですね。
その日本人向けに
やたら細い・薄いネックを装着して
「弾きやすいですよ」と宣伝している
メーカーもありますが
果たしてそれは正しいのでしょうか?

答えは「ノウッ」

確かに、表面積の少ないネックのほうが
スッと握った感は「弾きやすい」と
思えるでしょう。
しかし、あまりに細身・薄いネックは
「反る・曲がる・ねじれる」
この傾向がより強くなります。

実はギターネックの有効断面積は
思いの外少ないんですね。
外見上は堅い木で構成されていますので
誤解しがちです。


材料となる、角材に
トラスロッド溝を掘り、ネック形状を削りだすと
トラスロッド部の厚みは「ほんの数ミリ」しか
ありません。

リペアショップさんで
ネックのリシェイプ(削り直し)を依頼され
「もっと薄く、もっと」と言われるままに
削りまくった結果、トラスロッドが

「こんにちは~」

してしまった例もあります。
シャレになりませんね。

これは極端な例ですが
この部分が「ペラペラ」ですと
ネック強度はかなり下がると思ってよいでしょう。

本題に戻りますが
やたら「細い薄い」ネックは
強度が劣り、そして反り・ねじれが起きやすい
その結果・・・
不安定・音詰まりしやすい
とっても弾きにくいギターになってしまいます。

本末転倒とはこの事です。

自作の場合は
堅ーいメイプルネックでも
余程の理由がない限り余裕を持たせます。

弾きにくい?

慣 れ ろ

と娘に言ってやりますとも。

もっと言えば・・
やはり、ある程度の「質量」がネックにも無いと
音質・サスティンにも影響するのでは?とも思います。

あ、2.5Dの話までたどり着けませんでしたね。

また次回まで・・・

           To Be Continued...