また来年、いい季節を過ごせますように・・・
明日から、また本業が忙しくなるぞぉ。
次にこんなにギター製作に時間を割けるのは・・・お盆かな?
こんなペースだと、すぐに一年が過ぎちゃいますね。
さてと、いよいよヘッドの形状を切り抜いて
ネック製作もクライマックスと言ったところです。
いままのでラフカットをビシッとトリミングして
思い描いたヘッドの形を具体化してゆきます。
ペグ側、ここは初心者の娘さんに違和感が無いように
フェンダー系の一直線並びにします。
でもって、そのスロープを切り出します。
このラインが出ると、一気にギターネックらしくなるから
不思議なものです。
今までのしゃもじから
一気に楽器らしくなった(笑)
バンドソーでメイプルを切断すると
ちょっと甘い良い香りがします。
シロップの原料の匂いでしょうかね?
ここで・・・
Ouch!
あうちっ!
やってしもうた・・・
ネックが手から滑り落ち、床へ。
角に打痕を付けてしまった!
よりによって、目立つほうへ傷が。。。
削りとってしまう側なら良かったのに。
まあ、世の中そんなものでしょうね。
さあ、どうする?
1.気にしない
2. 埋め木をして補修する
3. あの手を使う
よし、あの手を使うぞ!
夜中だと言うのに、爆睡中の奥様を叩き起こし
「アイロン貸してくれ」
「は?アイロン?何に?」
「ギターに?」
「そう、ギターにアイロン」
あの手とは、そう・・・
アイロンリペア! 
まあ、水蒸気で木の繊維が膨らむ事を利用して
傷を直す技ですね。
たっぷりと水を含ませたウエスをあて
アイロン 「温度: 高 綿用」で
一気に蒸し上げる!
シュウゥゥゥゥゥウッ!
おおお!
100%では無いが、殆ど復元したぞ!
ちょっとダメージが残っているけど、このレベルなら
サンディングシーラーで埋まるレベルです。
良かったぁ。
知らない人が見たら「どこ?」レベル??
さて、気を取り直して
ヘッド部の形状出し。
ドラムサンダーや回転ヤスリを総動員して
好みの形ができるまで削りまくります。
とりかかった当初
ヘッドの形を決めかねていて
本家と同じにするか?
思い切ったデザインにするか?なとなど
スケッチをしては消してを繰り返して・・・
ここを角張らせたら?あ、フェルナンデスみたい
ここをなだらかにしたら?あ、バッカスみたい
考えれば考えるほど解った事実
ヘッド形状の意匠は
やり尽くされている
もう数十年、幾多のギターメーカーが
オリジナルデザインを基に
アレしてコレして・・他のメーカーと被らないようにとか
いろいろ考え尽くして、今日に至る訳です。
じゃ、最初に思いついたデザインで・・・決定
考え過ぎてカッコ悪くなるくらいなら
最初の思いつきを大切にしよう。
あるあるパターンでした。
思えば、沢山のメーカーのギターを
見たり所有したりしてきましたて
ヘッドの形も
「おお、そう来るか」とか
「これは意外だ」とか
それぞれのメーカーの個性が見られて楽しい物ですが
当時(80年代)一番強烈だったのが
Bill Lawrence(ビルローレンス)と言う
ヒゲのオヤジが主催するピックアップメーカーが
モリダイラ楽器と契約して、ギターを発売した時の事でした。
ギターの出来は
安価な割に、良い材料を使って
すごく良いものでしたが、そのヘッド形状が
超個性的で
隣のベースのシールドが引っかかった
収納はクローゼットに掛けておける
等、数々の都市伝説を生み出したのでした。
懐かしいな・・・
大まかに削りだしたヘッド
まだ粗削りの段階で、これに凹凸をつけたり
してみようと思います。
ネック本体と
指板の接着が間近なので
要所をトリミングしてゆきます・・・
指板が僅かにはみ出ていますので・・・
恐怖のトリマーで
ツライチになるまでトリミングし
接着に備えます。
さて、お次は
ちょっと息抜きを兼ねて
皆さんの大好きな「球面処理フレットの作り方」を
ご紹介しましょう・・・
To Be Contined...











