そうだ!ギターを作ろうっ!(作らなきゃ) その7 | なおそうやのブログ

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使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ


絶賛GW中・・
暑くも寒くもなく、集中力が高まる
最高の季節ですね。
すぐ暑くなっちゃうけど。。。

この時期にギター製作をどんどん進めたいですね。
今日は・・・

レーザービームッ!

いきなり幻想的な画像でしょ?実は・・・

レーザーレベルで、ネック・ボディ・ブリッジの
中心を確認している様子でした。

撮影中に照明を消してみたら
何だかカッコイイ写真が撮れたので
嬉しくなって掲載してしまいました。

こんな道具も手軽に入手できて
便利な時代になったもんです。

■さて「ゼロフレット位置」を決めよう!



ブリッジ位置を決定し、そこを基点に
「648mm」前方がゼロフレットの位置

つまりナットの後端となるわけです。
ギブソンだと628mmですね。

モズライトや古いリッケンバッカー等は
ゼロフレット位置にちゃんとフレットが打ってあります。
もちろん、その隣にはナットもついています。

楽器としては、ゼロフレットにフレットが打ってあるほうが
自然体では無いかとも思います。
フレット間と開放弦の音に差が出ないですしね。
ナットは弦がずれないように押さえる役目だけなので
材質・形状に自由度があるし。
ただ、ゼロフレット開放をビビリ音無しに作るのは
それはそれで難しいものだと思います。

それがコスト高に繋がる?のか
すっかりゼロフレットは廃れてしまったようですね。

脱線しました・・・

ゼロフレット位置の決定も
じっくりと作業します。
開放弦の位置がこれで決まるので
ここもトチると「音痴ギター」になってしまうからです。


指板位置を何度も確認して・・・
決まったら細釘で仮止めします。
フレット溝に釘を打つので、穴はフレットを打てば
隠れてしまいますので問題ありません。


そして、ゼロフレット位置から計算して
ナット溝を作ります。
この作業も「オイラのフレットソー」で
早く、正確に作業ができるようになりました。


スパッときまったナット溝。
以前はトリマーを使って掘っていたのですが
位置や深さ決めに手間取ることが多かったので
オイラのフレットソーは、思いもしないメリットも
与えてくれたようです。


ここで、賢明な読者さんは
「アレ?」とお気づきになったと思います。

指板はインレイのを使うんかい?

はい、変更しました(笑)

当初は、トラ杢の指板を製作する予定だったのですが・・・

我が家の長女が
親父の影響か・・・Girl'sバンドを組んでギターを担当しております。
まだまだ初心者なので、お蔵入りしていたストラトに
親父チューンを施し、何の抵抗も無く、それで練習していたワケです。

ところが、ちょっと色々わかってくると・・・


「もっと操作しやすく」
「もっと弾きやすく」
「個性がほしい」


とか、色々と注文をだしやがるようになってきまして。。。

製作中のギターと大切に保管していた
インレイ指板を目ざとく見つけ
「コレ、かわいい~」とか
「世界で一本のギター、素敵やん」とか
要するに
「私用のギターを作れ」
と言うわけですね。


わーった!わかった!かお


かくして、今回製作のギターは
「娘さん用」に切り替わったというワケです。


てめー、初心者のクセして
カスタムギターなんぞ10年早いわ!

と思いつつ・・・

親父が作ったギターを娘が弾く・・・悪く無いか・・と。正解

おお!何だか
ブライアン・メイ先生の「レッド・スペシャル」みたいだ!


ブライアン少年は
エレキギターが欲しくて・・・
だけど余りに高価なそれは、少年には手が届くものでは無かった。
そんな息子を見ていた父親は
「一緒にギターを作ろうか?」と。

ボディは暖炉に使われていた廃材を
トレモロは車の部品を流用して。。。

そんな温かい父親の支えの末完成した「レッド・スペシャル」
彼は、今でもファーストギターとして
レッド・スペシャルを大切に弾き続けている。
今は亡き父親の愛情と共に。。。


おお、何おか言わんや!
ロマンを超えて、伝説となったエピソード!


しかし、親父はちょっと金持ちだったらしいぞ!
そんならフェンダーとか買ってやれはイイのにと思ったが
あえて、息子と一緒にギターを作ることで
もっと深い「何か」を教えたかったのだろう!

まあ、諸説あるけど
レッドスペシャル伝説を思い出してしまった私。


そんな「娘にギターを作るオレ、○○やん」とか
単純に思ってしまうアホな私は
勢いにのって、娘にこう言ってやるのです。


「今日から100円玉でギターを弾きなさい」

「は?」