小学生の時から「いい子養成」は始まってるね。 | 魔法使いミーナの見える世界と見えない世界の話

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先日小学3年生の娘の

授業参観に行ってきました。

 

 

その日は公開授業と言って

どの授業を見に行ってもいいという日で

私は娘のリクエストの5校時

理科の授業を見に行きました。

 

 

小学校ですから

授業はすべて担任の先生。

もちろん私が行った理科の授業も

担任の先生が教えてました。

 

 

その内容は「磁石」だったのですが

教材である「磁石」を

とにかく生徒たちに触らせないように

それだけにエネルギーを注いでいる

ように見える授業でした。

 

 

先生たちは決められた時間内に

20人程の子どもたちに

これまた決められたカリキュラムを

伝えなければなりません。

 

 

そのためには

余計な時間というのを

作ることができないのでしょうね。

 

 

子供達が自由に磁石に触って

その中で疑問や不思議を発見するとか

お友達とワイワイおしゃべりしながら

磁石で遊ぶと言う時間は

悪の時間

 

そんなことをしていたら

時間内に終わらせることができない

 

 

先生達も決められたことを

やるだけで精一杯なのでしょうね。

 

 

授業参観で

先生があまりにも

「磁石を触るな!」と連呼していたので

先生達も自由がなく大変なんだな。

 

だけどそれを強いられる子供達が

疑問や不思議も持たずに

詰め込み教育になるのは

当然だろうなと

 

少し残念な気持ちになりました。

 

 

 

先生を責める気持ちなんて

少しもありません。

むしろ同情します。

 

 

しかし日本の教育は確実に

小学生という小さい年齢からも

 

真面目にいい子であることが

一番素晴らしいことんだと

教え込んでいるな

 

 

いい子とは

自分では何にも考えないで

先生や親の言うことだけを

聞いていればいいんだよと

伝えているんだなと

実感しました。

 

 

こうやって私たちも教育を受けたのです。

 

 

自分がぼーっとしてるだけでは

何も変わらないわけです。

 

 

考えること

自分で決めること

行動することは

 

意識しないとできない体になっているのだなあ。

 

 

 

褒められて

認められて

自分が存在できるという私は

どうやら小学生の頃から

じわじわと作られてました。

 

 

褒められなくても

認められなくても

私は存在していいのよ。

 

 

自分で考えられないと

大人になってから本当に苦労するよ。

 

 

磁石を触るなと言われても

どうしても触りたくなって

怒られてる君を見て

私はかっこいいなと思ったんだ。