365共育カウンセリング&コーチング
不登校ママの歩き方「テトワ」主宰
現役スクールカウンセラーのnaoponです🧡
(臨床心理士・公認心理師)
母に向き合う覚悟
前回の記事の続きです。
母に会いに行って、感謝を伝えようと思って連絡をとりました。
会いにいくために、私が伝えたいこと、目的をメモして覚悟して向かいました。
それだけ私の中では本音で話すことが怖かったんだと思います。
高校生の時、母は何を感じてたの?不登校傾向だった私に対して、どう向き合ってたの?
が聞きたかった。
LINEで会う目的を伝えておきました。
「私は思春期のことを未だに思い出すねん。その時のことを教えて欲しい。そして伝えたいことがある。そしたら前に進める気がするから」と。
母からは
「了解」
とだけきました。
向かう電車の中は、面接よりも昔好きだった人への告白よりも緊張しましたwww
だって、受け入れてくれなかったらどうしようとか、あの頃のこと忘れていたら絶望だとか色々頭をぐるぐるしてたから。
会う前に
「母がどんな対応だったとしても、私が過去の私のために、前に進むために伝える」と違って。
1時間しか時間がなかったけど、たくさん伝えた。そして母は当時のことを今も罪悪感があると話してくれました。母は疲弊し、抜け殻のようになった時に、私が弱っていった様子から、このままではあかんって我に返ったとのこと。
このエピソード初めて聞きました。
「あんたがいてくれてよかった」と言ってくれました。
もうその言葉聞けただけで十分だよ。もうわんわん泣いて、母も泣いてた。
ずっとずっと欲しかった言葉。
このブログ書いててもまだ涙がでてしまう。
母にやっと言えました。
「おかあさん、私すごい幸せに生きているよ。生んでくれて、育ててくれてありがとう」とこころから言えました。
言って受け入れてもらえなくても、私は大丈夫って信じられたから言えたのかな。
帰りの電車の中でLINEのやりとりをしました。
何だか握りしめて生きていたものが無くなったから、不思議な感覚です。
嬉しさよりもぽっかり空いた感じ。
この隙間には大切にしたものが入ってくると思っています。
親子はすれ違うものですね。親があげた愛の形と私が欲しかった愛の形。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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