自分は癌なの?と思って過ごした 1ヶ月 | 一語一笑☆いちごいちえ

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少し前の話になりますが、昨年12月から1月にかけて背中に違和感があり、大丈夫だと思いつつも症状が長く続いたので、念のため病院で検査をすることにしました。肩甲骨の間のあたりが痛いというよりは、コリのようなこわばりのような今までにはない違和感がありました。キョロキョロ


毎年健康診断でも利用している総合病院に電話を掛け、内科か整形外科どちらが良いかと聞かれ、何かの病気が隠れていないか心配だったので、内科を予約しました。


初診は1月の下旬。診察をしてから背中の辺りの CT を撮り、血液検査をしました。恐らく「異状はありません」と言われるだろうと思って1週間後に結果を聞きに行くと...「CT を撮った部分のギリギリ下の方、腸の辺りがボコボコ膨らんでいるようなので、そちらが気になる」と言われました。ガーンガーン

「今回の画像だと切れていて分からないので、もう一度 下の方の CT を撮った方がいいと思いますが、どうしますか? 検査をしないで暫く様子を見るならそれでもいいですけど」と言われましたが、お医者さんが気になると言うなら、こちらも気になるので再検査することにしました。


そしてもう一度 CT を撮り、結果は又 1週間後。きっと腸のボコボコは便か何かだったのではないかと思い、結果を聞きに行くと予想外の話が...。


「膵臓が大きく腫れているようです。それがもし悪性の腫瘍だったら癌の可能性も...」と言われ驚きました。ガーンガーン(ボコボコは膵臓だったのか?)もしかしたら元々少し大きいのかもしれないということでしたが、今度は造影剤を使ったCT 検査を勧められました。


すぐに予約が取れず、 2週間後に再検査。その間、ネットで膵臓の病気について調べたり、図書館で本を借りてきて読んだりしました。膵臓は病気が見つかりにくい臓器で、更に膵臓癌は癌の中でも死亡率が高いというので、まさか自分がなるわけないと思いつつ、万が一と思うと少し心配になりました。ショボーン


結局、背中の違和感が関係あったのか分かりませんが、自覚症状が出てからだと癌がかなり進行しているらしいので、もしかして自分はもうすぐ死ぬのか?とほんの少し思いました。


一応旦那にだけ話したら心配してくれて、病気に良さそうなブロッコリーやサプリメントを毎日分けてくれたり(もともと旦那は自主的に毎日食べている)同じように膵臓の病気について調べてくれました。


自分では多分大丈夫だと思っていたし、おおごとになるのも嫌なので、子供には話しませんでしたが、旦那がもしかしたらということを子供に話したらしく、私に対する子供の態度も少し変わったように思えました。(直接は何も言われませんでしたが、いつもより聞き分けが良かったような)


そして 3月上旬に再検査の結果を聞きに行くと(今までの先生から消化器内科専門の先生に変わり)「心配ありませんよ」 と言われ安心しましたが、少し拍子抜けしました。びっくり癌ではないとしても何か膵臓の病気(良性の腫瘍だったり、のう胞が出来ていたり)なのかなと思っていたので。


最初に受診をしてから結果が分かるまでの約1ヶ月間が長かったです。早く結果を知りたいような、知りたくないような。今まで大きな病気をしたこともないので、大丈夫だとは思いつつも、もしかしてと思いながら過ごしていました。 実際、癌などの病気になった方々も、最初はまさか自分が...と思っていたかもしれません。


今回は大丈夫でしたが、将来 大きな病気になる可能性は十分あるので、決して他人事ではないと思いました。以前のブログにも書いたことがありますが、誰しも 1日ずつ死に近づいているのは事実であり、それが予想外に早いかもしれない。人生の最後を意識して毎日を大切に過ごすべきだと改めて思いました。


心配性の両親や妹には、結果が全て分かってから話すつもりでいたので、先週やっと打ち明けました。一体何だったのかと思いますが、まずは何事もなくで良かったです。そして 膵臓の病気に関する知識が少し身に付き、今まで以上に健康に気をつけようという意識が高まりました。おねがい