子どもの耳と心を開く専門家
保育・子育てプロデューサー ゆきの直子です。
先週お伝えしたは、2歳児にひらがなを教える時にはの続きの記事です。
幼児教室の先生からのご質問にお答えします。
『ひらがなのマッチングはどのように教えていったら良いですか? 』
ひらがなのマッチングとは、こういうものだそうです。
今回は文字を一文字ずつ教える時のポイントをお伝えします。
まずは、
①教える1文字を決める
文字を教える時には、ざっくり図形のように教えていく方法と、確実に一文字ずつ教えていく方法があります。
今回は、一文字ずつの方をしますね。
②あいうえお順にとらわれない
例えば、子どもが好きな絵本に出てくる動物から一文字とって教えるようにする。
毎日見る看板の一文字からおぼえるようにする。
など、身近で関心のあるものから伝える方が好ましい。
親しみを持っておぼえられるし、繰り返し復習できる環境がすでに整っている為。
③文字の絵本やカードを使って、一緒に言ってみる
まずは、文字と音が対応していることを子どもに伝えるて、子どもが知る必要があります。
④たくさんの文字の中から文字を選ぶ練習をする
単語を何個か並べたり、ひらがな表の中から選んだりします。
あまりに難しいとやる気を失うこともあるので、最初は3つぐらいから選ぶようにするのがお勧めです。
⑤テキストにひらがなを下書きをしておき、そこに合わせて、文字を貼ったり置いたりする
下書きを□の中に書いておいて、□に切ったひらがなシールを貼ったり、カードを置いたりすることで、だんだんと向きも合わせられるようになります。
それでも向きが合わせにくい子どもはジクソーパズルのようにすると向きを合わせられるようになりますし、何度も正しい向きで置くことで、自然とひらがなの形が身につくものです。
⑥下書きなしの枠の中に、ひらがなを置く
これで完成ですね。
先生、お疲れ様でした。
未就園児さんに何かを伝えるのが上手くいくかどうかは、因数分解ができているかどうかにかかっています。
これでもか!というぐらいにステップに分けてお伝えしていくと、どこにその子の興味があるのかも見つかりますし、どの辺が苦手なのかも見つかるので、今後の子どものアプローチもやりやすくなりますよ。
少し面倒ですが、子どもの発達の為に頑張ってくださいませね。
K様、ご相談ありがとうございました
子育てのこと(イヤイヤ期・トイトレ・離乳食など未就園児について)保育園のことなど、公式LINEでご相談いただければ、ブログでお答えします。
(無料・2日程度お時間いただきます)
正確に判断して欲しい。直接話したい時には、子育てコンサルセションにお申し込みくださいね。
公式LINEでは、ほぼ毎日ゆきの通信をお送りしています。
お得な、キャンペーンも時々あります。