子どもの耳と心を開く専門家
保育・子育てプロデューサー ゆきの直子です。
今日は、幼児教室の先生からのご質問にお答えします。
『ひらがなのマッチングはどのように教えていったら良いですか? 』
ひらがなのマッチングとは、こういうものだそうです。
2歳の子どもに文字を教える!!
すごい!と思ったら。
子供達を見ていてもあまり好きじゃない感じします。
向きも違うとわかりにくいですし‥
今は『あり』の『あ』のチップだけを置く感じです。
ということ。
うんうん、2歳の子どもにとっては文字は意味不明だろうし、何も面白いものじゃないものね。
2歳ぐらいで、文字そのものに興味がある子どもは少ないように感じます。
でも、幼児教室なら教えないといけないんですよね。
その時には、文字を教えるを因数分解しましょう。
あひるで例えると
①あひるの絵を「あひる」だと意識する。
この段階以外と難しいんですよ。
はくちょうと思う子もいるでしょ。
だから、指さしながら、「あひる」と先生と子どもで何度も言う。
②「あひるはどこ?」と質問する。
よく、お母さんがする「これは何?」の前段階です。
③「これは何?」と質問する。
あひると答えられたらOK
④あひるの絵をミニチュア・写真などと合わせる。
あひるの絵をあひるだと理解した子に対して、ミニチュア・写真を用意して、絵じゃないリアルを教える。
あひるの絵とあひるのミニチュア・写真がマッチングできれば、ようやく文字へ。
⑤あひるの絵と文字列「あひる」を合わせる。
まずは、あひるの絵と文字列「あひる」を合わせて、指さしながら、あひると口に出す。
⑥②と同じことを文字列でも繰り返す。
⑦③と同じことを文字列でも繰り返す。
2歳頃は、このぐらいかな?と思います。
あ・ひ・る、という1文字ずつで教えるというのをお教室でやっておられるようなので、そちらのことも書きたいと思っていますが、まずは文字列で教える方が私はいいかな。と思っているので、お伝えします。
というのも、文字列で伝えると文字の形が個性的になるので、おぼえやすいのです。
たとえば、あ と お は、どちらも横線と縦線と下の方に○ですよね。
だから、形が似ていておぼえにくいのです。
そこに、別の字をつけることで、だんだんと「あ」と「お」や、「ね」と「わ」など、間違えやすい文字も間違えずに読めるようになります。
子どもの自信につながりますよ。
めちゃくちゃ長くなりそうなので、今日はここまで。
来週中には、文字を一文字ずつおぼえる時のコツを書きたいと思っています。
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