※過去に人気があった記事をリメイクして再アップしました。
こんにちは。
カウンセラーのNAOKO（松宮直子）です
ありがたいメッセージを送って下さる方が多く、涙しそうになりながら読ませていただくことも多く・・。
「気持ちを代弁して下さり、ありがとうございます」
とのメッセージを頂くことが多いのですが、これからも少しでも寄り添わせて下さいね。
必要としている方に届きますように、これからも発信させていただきます
ブログやサイトを読んで下さっている方、いいね！やリブログをして下さる方、メッセージを下さる方、メールを下さる方、
カウンセリングを利用されている方、note記事を読んで下さっている方、サポートブックを読んで下さっている方、
全ての方に
ありがとうございます
ご主人の不倫が終わり、再構築へと進まれている方に多いのが
「夫は努力もしてくれていますし、以前の夫より優しくなったのですが、どうしても素直に受け取れないんです」
と、複雑な心境を抱えている方も多いです。
「不倫」
という出来事があったからこそ、更に努力をされたり、優しくなった夫もいるのですが、
どうしても
「不倫があったからこその今の夫」
という視点で見てしまうんですよね。
「こんなに優しくできるのなら、どうしても前からこうしてくれなかったの？」
とも思うでしょうし、
「今だけなんでしょう」
と疑ってしまいますし、
「夫ががんばってくれているのに、私は喜べない・・」
ということに罪悪感すら感じてしまうでしょう。
本当に複雑だと思います。
夫も、
「これだけ頑張っているのだから、認めてくれるに違いない」
「これだけ努力をしているのだから、喜んでくれるに違いない」
と期待をしてしまうので、それが押し付けになってしまうこともあります。
妻も喜びたいけれど、素直に喜べない心境に苦しみますし、
夫に「何をしてもわかってくれないんだね」
と言われてしまうと、焦りや罪悪感が出てきて、更に心は孤独になり、傷つきます。
そこで対立が起きてしまうこともありますし、気持ちの温度差に疲弊してしまうこともあるでしょう。
このような複雑な心境がずっと続くか・・・というと、そうではありません。
少しずつ、
「不倫をした夫」
と
「今、現在の夫」
と切り離して考えられるようになってきます。
そこまで行き着くには時間を要することもあります。
それぞれの心の傷によって、その期間はバラバラです。
全て関連付けてしまったり、疑ってしまったり、素直に受け取れない時期というのは、
”誰しもが通る回復過程”
だと思って欲しいのです。
「私だけがこんな感じなのかな・・心が狭いのかな・・」
と思う方もいるでしょうが、そんなことはありませんよ。
みんなが通る道です。
妻が喜んでくれないからといって、そこで夫は止めてしまってはいけませんよ。
その「積み重ね」が、やがて妻の心の傷を塞いでいく「絆創膏」になっていくからです。
これから先もずっと何をやっても「喜んでくれない」というわけではなく、
「今は、回復の過程にあるんだ」
と思って欲しいのです。
ですから、夫が夫なりにがんばっていることは決して無駄にもなりませんし、
妻の苦しい葛藤の期間も決して無駄な時間にはなりません。
人は苦悩した分、いえ・・それ以上の成長や気づき、学びがありますし、
それを乗り越えた先には、かけがえのないギフトが必ず手に入ります。
もちろん、自分の中で「もう十分がんばったけれど、これ以上は難しい」と感じたときは、
途中下車をして新しい道へ進むこともできます。
一生苦しみの中で生きていくわけではなく、必ず道は「枝分かれ」していて、たくさんの選択肢もあります。
どんなに辛くても、今の状況がずっと続くわけではありません。
どんなに絶望を感じていたとしても、必ず先に「光」はあります。
私も、今までの長い人生において、何度も絶望したこともありましたし、何度か命を絶ちたいと思ったことがあります。
そんなときは、「孤独」」でいっぱいになっています。
だからこそ、手を差し出してくれる方を頼って、なんとか絶望状態から少しだけ立ち上がって欲しいのです。
ほんの少しでもいいんです。
それだけでも、徐々に別の世界が見えてくることがあり、その先に進んでいくと必ず
「穏やかになれている自分」
になれている状況と出会えます。
沢山の苦悩と対峙している方とお話させていただいていますが、本当にみんな
「生きていてくれてありがとう」
「出会ってくれてありがとう」
と感謝の気持ちでいっぱいになります。
踏ん張って生きているからこその「出会い」もたくさんありますからね。
大変な状況下では、生きていることすら大変なこともあります。
息をしているだけで精一杯のこともあります。
自分と向き合い、相手と向き合う・・ということは本当に大変なことです。
そこに立ち向かっている人の魂は、みなが勇敢だとさえ思います。
ちょっとだけスピ的なことを言いますが、
人はみな自分の人生の設計をした上で「生まれてくる」と言います。
どのような悲しい人生であってもです。
親の成長のために、あえて大変な人生設計をして生まれてくる方もいます。
パートナーの成長ために、あえて「悪役」を選んで生まれてくる方もいます。
お互いが成長し合えるために、あえて困難な状況を作ることもあります。
ある意味、魂が成熟していないとできないことであって、それを選択して生まれてきているだけでもすごいことなのです。
私も時々、「私はなんて大変な設定をして来たんじゃー！」と突っ込みどころ満載なのですが（汗）、
それもこれも繋げて考えていくと、この生き方が一番「磨かれていくんだな」と感じるのです。
磨かれていくと立派になるとかそうではなくて、
軽くなっていく
のです。
しがらみや縛りがなくなり、心が自由に軽くなっていく感じですね。
最期は、シャボン玉のように「軽く」なって天に帰りたいとさえ思っています。
大変なことがたくさんあったからこその「今の自分」であって、これから先はどんな設計にしているのかわかりませんが、
自然の流れに身を任せて、努力を惜しまず、がんばっていこうと思っています。
だいぶ話がそれまくりましたが＾＾；、大変な状況下にある方こそ、勇敢で果敢な魂を持つ方々であるということです。
誰しも穏やかな人生が良いと思いますが、問題が起こり、それを乗り越えた先には必ず世界は変わります。
これからも一人でがんばるのではなく、私もその中の一人として支えさせていただきたいと思います。
どうか困難な状況や心境というのは、
過程であり、終着点はその先にある
ということを忘れないで下さいね。
これは「永遠に苦しみが続く」ということではないということを表します。
今日もお読みいただき、ありがとうございました
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