遠距離介護の日 | 現在と未来の狭間

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文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

昨日は親の介護のために茨城県鹿島市へ。

実は母親の方で介護認定が降りて2月末からヘルパーさんが本格的に入っていた。実家に行ってみると台所や、懸念していた風呂場、トイレ、床掃除などがきちんとされていて、以前行った時よりもずっと綺麗になっていた。

また台所でも掃除をしようと思って行ったのだが、すでに綺麗にされていてこちらですることはあまり無かった。

その代わりにヘルパーさんの会社との契約で母親に代わって署名をしたりハンコを押したりと、山のような書類作業が。自分の住所は覚えているから良いのだけれど、実家の住所が慣れておらず、スマホで電話番号を確認したり、前の書類を見たりと小一時間は書類作業が続いた。

あとはお昼に軽食を作ったり、父母二人にお茶を入れたり。母のリクエストでコーヒーを入れた。随分久しぶりのコーヒーだったようで母は大喜びだ。香りだけでいつもと違う何かを感じたらしく、自分で角砂糖を溶かしながら(母は角砂糖が喫茶店らしい感じがするとのこと)喫茶店にいるようだと感動していた。

こんなことくらいで喜んでくれるのならば遠くまで来た甲斐があったというもの。

今後はヘルパーさんが毎日様子を見に来てくれるということで、こちらも精神的な負担は軽くなったと思う。うちの会社だったら介護休暇とかも取れるのだけれど、実際に透析があるので平日の移動は無理だ。でも、買い物や食事の支度、お風呂の介助、部屋の掃除など、日々の生活をきちんと見てもらえるのは本当のありがたい。

今回、行きは東京駅から高速バスだったが、帰りは電車を使うことにした。

私鉄の大洗鹿島ラインの駅である鹿島灘から水戸へ。この鹿島灘駅は無人の単線で、駅のホームはこんな感じ。

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ひたすら線路が続いている感じだ。電車は1両のみのワンマンで、鹿島灘から水戸まで1時間ちょっとかかる。結構ゆっくりと移動するディーゼルなのか社内の音がすごい。乗り心地はバスよりはずっと良い。

水戸からは特急ひたちで品川まで。指定席を取り乗り心地も抜群。自宅まで3時間20分ほどかかるが、バスに比べると負担が軽いかも。次回は行きも電車にしようかな。

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